JICA海外協力隊OB・OGが執筆、編集した書籍を紹介します。
※派遣名称は派遣当時のものです。
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『楽器は語る─スティールパンから津軽三味線まで』 著者:冨田晃(ホンジュラスS63-2造園) 楽器は人間の知恵と感性を蓄え、運ぶ器である。筆者はカリブ海地域や日本の津軽をフィールドとして、楽器や音楽について研究するだけでなく、楽器作りや演奏活動などをおこなってきた。西洋近代の「音楽」概念だけではとらえきれない、ゆたかな音の世界へと誘う、新たな楽器・音楽の文化史。 |
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『じゃあまあいーか JICAボランティアジャマイカを行く』 著者:塚﨑雄一(ジャマイカH23-2理数科教師) 「ジャマイカの算数教育を変えたが、それ以上に自分が変えられた」。シニア海外ボランティアとしての経験を元に書かれたもので、こうした実体験に基づいた活動の現状がわかる書籍は少ない。国柄、社会、生活文化、学校教育の現場などに深く踏み込み、人々を真に理解しようと奮闘した様子が伝わってくる。活動の魅力や困難を乗り越える工夫のヒントなど、JICAボランティアに応募を考えている方々が、現地での活動や生活を具体的にイメージするために最適である。 |
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『スポーツと国際協力-スポーツに秘められた豊かな可能性-』 編著:齊藤一彦(シリアH5-1陸上競技)、岡田千あき(ジンバブエ H8-1体育)、鈴木直文 世界には、開発途上国を中心として、紛争、犯罪、貧困、人権侵害、HIV/AIDSなど、地球規模の課題(Global Issue)が存在している。スポーツはこうした課題の解決の有効な手段として国際的に認知されつつある。しかし残念ながら、今の日本には「スポーツを通じた国際協力」という考え方はまだ一般的ではなく、学問分野としても市民権を得ているとは言い難い。そこで本書では青年海外協力隊OB/OG10名を含む当該分野の経験豊かな方々に執筆陣に加わって頂き、スポーツを通じた国際協力がなぜ求められているのか、どのような意義があるのか、その実際はどう展開されているのか、という観点から解説することに挑戦しようと試みた。 |
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『図表で見るスポーツビジネス』 編著:佐野昌行、黒田次郎(コスタリカ 野球 S61年度派遣)、遠藤利文 本書は、スポーツにかかわる仕事を志す方々や、実際にスポーツマネジメント、スポーツ経営学、スポーツビジネス等について学ぶ大学生に、スポーツ産業の全体像をつかんでいただくための入門書です。この本を通じてスポーツ産業の規模やスポーツビジネスの仕組みなどを理解することができる。 |
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『サッカーボールひとつで社会を変える』 著者:岡田 千あき (ジンバブエ 体育 H8年度1次隊) 近年、開発の文脈における「スポーツ」には、他者との関わりを生み、社会性を身につけること、さらには、コミュニティや国造りにも影響を与える包括的でダイナミックな役割が付与されつつある。本書では、青年海外協力隊の職種のひとつでもある「サッカー」に着目し、人と人とのつながり(ホームレスワールドカップ)、コミュニティ形成(カンボジアの社会開発)、豊かな市民社会の実現(マレーシアとJリーグの取り組み)などについて事例を元に検証する。国際協力におけるスポーツの役割を考える上で必読の一冊である。 |
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『ブルーガイド・ポシェ ブラジル』 著者・監修:吉田憲 (ドミニカ共和国 経済 H2年度派遣) 2014年ワールドカップ、2015年日伯修好120周年、2016年リオオリンピックと世界的ビックイベントが続くラテンの国・ブラジルを徹底ガイド! JICAブラジル事務所に勤務し、現地に住んでいるからこそよくわかる陽気な音楽、リオのカーニバル参加方法、美しいビーチ、自然が生み出す感動の絶景、100年を超す日系移民の歴史等々、「真のブラジル」を理解しやすいコンパクトな形にまとめています。 |
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『「育てにくい子」に不安を感じたときの子育て』 編著:国際助産師 小川圭子(セネガル 助産師 H10年度派遣) 熱心に子育てを行なっているにもかかわらず、「子育てに自信がない、うまく子どもを育てられない」 と、ひとりで悩みながら、毎日を過ごしているお母さんがとても多いことが残念でなりません。お母さん自身が、自分の子育てに、そして自分自身に自信がもてるように。アジアやアフリカ、そして日本の子育てに関わってきた著者が、ほんの少しでも力になれたらこれ以上の喜びはない、 と思い、本書は執筆されました。子育ての中で直面する悩み、事例を多く紹介しながら、「子供にどう働きかければいいのか」をわかりやすく解説しています。 |
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『その日本語、どこがおかしい? 日本語教師のための文型指導法ガイドブック』 編著:高嶋幸太(モンゴル 日本語教師 H21年度派遣) 日本語学習者が誤用しやすい26の代表的な文型を取り上げ、「なぜ誤用されるのか」「どのように教えれば理解されるのか」を解説する日本語教師向けの参考書。授業ですぐに使える導入のアイディアを多数掲載している。 |
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『沖縄発JICAボランティア-地球日記3』 編著:JICA沖縄 沖縄から世界に飛び立ったJICAボランティアは、派遣先の生活の様子や活動、途上国での気づきなどを、沖縄タイムス氏のコラム「地球日記」に寄稿しています。 |
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ブータンの笑顔 ~新米教師が、ブータンの子ども達と過ごした3年間~著者:関 健作 世界で一番幸せな国。そう呼ばれるブータンに、体育教師として小中学校に赴任した著者。生徒や同僚の教員、僧侶、農民など、ブータンで出会った人々は、いつどんな時も笑顔であふれていた。日本人なら見逃してしまう日常のささいなことに幸せを感じ、今を楽しむ人々。彼らと接し、幸せについて考え、いつのまにか、著書自身も世の中を見る自分の目が変わっていることに気づいていく。帰国後はブータン写真家として活動しながら、「幸せ」について伝え続ける著者、現地での3年間を美しい写真と共に綴った1冊です。 |
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サバイディー ラオス著者:小澤 賢二 (ラオス 陸上競技 H23年度派遣 シニア海外ボランティア) 陸上競技を教える為に「未知の国 ラオス」へ降り立ったシニア海外ボランティアの滞在記。西日本新聞に好評連載されたコラム「サバイディー 九州」全42話に、新たに9話を加え1冊の本ができあがりました。 教え子やラオスの人々と共に過ごした日々、一話一話の中に未知の国の素顔と魅力が描かれております。「一人でも多くの人がラオスに興味を持ち、訪れるきっかけになれば。」という著書の思いが込められた一冊です。 |
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ブータンの学校に美術室をつくる著者:榎本智恵子 (ブータン 青少年活動 H22年度派遣) ブータンでたったひとりの美術教師として赴任した著者と、そこで出会った聴覚障がいの生徒たちとの日々をつづったノンフィクション。ブータンの宗教と障がい者の生き方、新しい教育である美術の普及の難しさと葛藤、子どもたちの成長・・・涙と感動の2年間が、美しい写真とともに記されています。「世界一幸福な国」として知られるブータンを少し違った視点から描いた一冊です。 |
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東日本大震災と青年海外協力隊 ~自然災害への備えと提言~著者:一般社団法人 協力隊を育てる会 本書は、青年海外協力隊経験者が途上国での活動経験を生かし、被災地での支援の様子を隊員自身が執筆しています。「一番大切にしていたことは、自分たちがいなくなった後にも地元の人たちが活動をできるようにすること。」(本書より引用:青年海外協力隊経験者 細川氏の言葉) |
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子育てに困ったママを救う本著者:国際助産師 小川圭子(セネガル 助産師 H10年度派遣) 「子育てに自信が持てない」「誰の言うことを信じればいいかわからない」という、お母さんたちの声をよく耳にします。子育ては「個」育て。子ども一人ひとりに個性があるのですから、子育てに正解や100点満点はありません。大切なのは、「お母さんが笑顔で楽しく、納得のいく」育て方ができること。育児の不安を取りはらい、自信を持って自分に“はなまる”をつけてあげられる子育てのヒントを国際助産師の視点で掲載。 |
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GIRL meets GIRL ―日本の女の子と世界の女の子。―監修:国際協力NGOジョイセフ 途上国の女性や東日本大震災の被災地の女性を支援しようと、NGO「ジョイセフ」などが企画したチャリティーピンキーリングの発売1周年を記念し、活動をまとめた写真集。限定生産の指輪付きで、指輪ひとつにつき100円(50円ずつ)が途上国と被災地の女性支援活動に充てられる。写真集は日本と途上国の女性の写真やインタビュー、途上国の女性の社会参加の問題等について記事が掲載されている。 |
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日英のフィールド調査から考える 学校図書館における特別支援教育のあり方著書:松戸宏予(ヨルダン 養護 H1年度派遣) イギリス・日本両国の学校司書や教職員へのフィールド調査をもとに、小・中学校の学校図書館における、LD・ADHD・高機能自閉症など特別な教育的ニーズをもつ児童・生徒への支援のあり方を考える。学校図書館における人的資源の配置状況のほか、物理的な施設設備の整備状況、法的・社会的な仕組みなどを勘案しつつ、特別な支援の実施に伴う現状の問題点とは何か、特別な支援を進めるうえでの学校司書へのサポート体制、学校図書館における特別な支援の指針について検討する。 |
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スポーツビジネス概論編著:黒田 次郎・遠藤 利文 日本におけるスポーツビジネスの歴史や基礎知識、社会、福祉との関係、ヘルスケアとスポーツについての現状や問題点、トップレベルのスポーツビジネスや展望、スポーツ選手のセカンドキャリア、スポーツのもたらす地域活性の可能性など、スポーツを取り巻く様々な事柄を全5章に纏め、わかりやすく解説した1冊。 |
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お仕事熱血ストーリー 感動する仕事!泣ける仕事!第2期著者:日本児童文芸家協会 小学校高学年~中学生向けに、さまざまな仕事で「今」輝いている人たちを紹介するシリーズ。 |
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日本語作文産出過程の分析と支援ツールの開発―構想と構成の観点から―著者:吉田 美登利 日本語教師隊員OGによる留学生対象の作文教育論文(博士論文)が書籍化。作文が苦手な学習者は「内容が思い浮かばない=何も書けない」という問題点がある。このような構想の問題に焦点を当て、作文が上手な/苦手な学習者の作文産出過程を調査。その結果を踏まえ、構想と構成を支援する教材開発、及び、実際の授業おける教育改善の実証研究を行なった。ここで開発された教材は、日本の小学校での国語教育や日本人大学生のレポートの書き方指導にも利用されている。 |
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アマゾンの空飛ぶ日本語教師著者:中瀬 洋子 「いつか国際協力に関わる仕事をしてみたい」そんな夢を持ち続けた主婦が日本語教師となり、日系社会シニア・ボランティアとしてブラジルへ。 |
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青年海外協力隊アフリカレポート
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ザンビアからの風著者:鈴木 精(ザンビア・青少年活動・H19年度派遣) 本書は、ザンビアの首都ルサカにある低所得者層居住区のコミュニティーセンターに協力隊員として派遣された著者が、同居住区のコミュニティースクールにおける自身のボランティア活動や現地での生活体験を綴ったエッセイ。著者は帰国後、私立九里学園高等学校の国際交流課長として、協力隊経験を生かしながら国際理解教育に取り組んでいる。 |
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高校生のためのアフリカ理解入門
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エリア・スタディーズ81 チュニジアを知るための60章編著者:鷹木恵子 豊かな自然景観や歴史遺産を資源として観光産業を充実させてきたチュニジアは、アフリカ大陸でも政治・経済的に最も安定した国のひとつ。同国の歴史、生活、文化から政治、経済にいたるまでを詳細に解説する本書は、同国の全体像を描く書としては本邦初となるものである。元シニア海外ボランティアの山本氏の活動も紹介されている。 |