イピル・イピルの会は2002年より2010年まで、3民族(ボシュニャク人、セルビア人、クロアチア人)の平和的共存を願い、ボスニア・ヘルツェゴビナの主要6都市に「平和のシンボル」として日本から桜を寄贈しました。その後、その桜の成長を祝い、2014年から、サラエボ市、バニャルカ市、モスタル市の7才~15才を対象とした「平和」に関する絵画コンクールが開催されています。
第8回目となる今回は、JICAとUNDP(国際連合開発計画)サラエボ事務所との共催で、「地球温暖化問題」をテーマとし、同会が桜を寄贈した5市(サラエボ市、バニャルカ市、モスタル市、ツズラ市、東サラエボ市)から700枚の作品が応募されました。UNDPサラエボ事務所にて、イピル・イピルの会とUNDPとの最終選考会が行われ、40作品を選出しました。ボスニアの子供達の創造豊かな絵画を是非ご覧下さい。