日系社会をサポート 移住者・日系人支援事業

全世界の日系人は350万人(うち中南米177万人)と推定されています。日系人は、多くの場合居住国において日系社会を形成しており、日本語教育や日本文化の次世代への継承に積極的に取り組んでいます。また、JICAが各都道府県のご協力も得ながら移住事業を行ってきた中南米の場合、移住地等の日系社会は、地域開発の拠点となって技術移転等を通じ居住国の経済発展のために重要な貢献を果たすに至っています。一方、現地の日系社会は二世、三世の時代となっていますが、引き続きJICAは中南米の日系人への技術協力を通じて国づくりに貢献することを目的とした日系人支援事業を実施しています。

日系研修

日本の地方自治体およびNGO、大学、公益法人等の団体並びに民間企業からの、それぞれが持つノウハウ・経験を活かし、中南米の日系人を研修員として受入れて技術研修を実施したいとする提案をうけて、JICAが提案団体と共同で実施する事業です。医療、福祉、農業、教育等の分野で年間約140人を受け入れています。

中南米の日系人への技術協力を通じて国づくりに貢献し、また、日系研修員の受入を通じ地域が主体となる中南米日系社会への支援を実現するとともに広範な市民参加を促進することを目的とします。

対象国:アルゼンチン、ウルグアイ、キューバ、コロンビア、チリ、ドミニカ共和国、パラグアイ、ブラジル、ベネズエラ、ペルー、ボリビア、メキシコの12ヵ国

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日系社会次世代育成研修

中南米などの日系社会における日系人子弟(中学生、高校生、大学生)を対象にして、日本人の海外移住の歴史、日本の文化・習慣、そして現在の日本について学び、日本に対する理解を深めることで、自らの日系人としてのアイデンティティを強化するための研修です。年間で、中学生約50名、高校生約30名、大学生約20名を受け入れています。

本研修は、JICA国内機関の中でも唯一JICA横浜だけで実施しているもので、期間中、各種施設見学等を通して、日本の歴史・文化・技術を学び、ホームステイで実際の日本の生活を体験します。また、横浜市内の中学校への体験入学や、高校、大学での、同世代の日本の若者との交流・意見交換を通し、日本に対する理解を促進します。

対象国:カナダ(中学生のみ)、アルゼンチン、コロンビア、ドミニカ共和国、パラグアイ、ブラジル、ベネズエラ、ペルー、ボリビア、メキシコ

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