2008年度 −研修の現場から−「インド 社会福祉研修」

2009年2月16日

インドの障害者福祉を進めるために

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養護施設の先生より説明を受ける研修員

この2月、インドから15名の研修員が石川県小松市にやってきました。研修員のみなさんは大学や政府機関で社会福祉に携わっており、滞在中は障害者福祉施設などを見学し、日本における障害者支援の仕組みについて学び、障害児向けの教材作りや楽しくリハビリができる車椅子ダンスなどに触れました。

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生徒が作ったキーホルダーは好評でした

研修初日には小松市内の養護学校や授産施設を訪れ、情緒の安定を図るための音楽療法を体験しました。ぜひインドの民族舞踊で試してみたいと話していました。養護学校のみなさんが工夫を凝らして作ったキーホルダーや陶芸などの作品にも興味津々。小松市以外の町も訪れ、研修員のみなさんは「本当に有意義な日々を送っています。これからの研修がとっても楽しみです!」と、疲れも見せずに福祉に対する想いをふくらませていました。

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思ったより美味しい!

小松市養護学校の生徒さんが作ったお漬物など、今まで食べたことのなかったものを試食したり、生徒さんの作品が学校で作られていることなどを見学、製作体験をし、学校のシステムを知りました。

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お別れパーティを盛り上げた着物姿の研修員

ちょっぴり普段より寒い冬を体験したみなさんの研修も終わりましたが、これからここで学んだことを忘れず、インドでの障害者支援活動の役に立ててほしいですね。研修期間中、研修関係者のみなさん、ホストファミリーのみなさんにすっかりうちとけた様子。本当にお世話になりました。

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