初めまして。大阪府出身の田中瑛子です。2018年10月より、マチュピチュで有名なペルーにおいて理科教育分野で活動していました。
私の活動先は、首都のリマにあるムツミイシツカ記念プラネタリウムです。2008年に日本政府による文化無償資金協力によって建てられ、天文学教育の場として重要な役割を担っています。
1)「子供たちに宇宙科学の魅力を伝える」と2)「プラネタリウムと日本の友好関係を維持する」の2点を目標としながら、宇宙に関するイベント開催や社会見学として訪れる小中高生に対して星座解説等を行っておりました。
新型コロナウイルスによる影響で教職員の負担が大きくなっている学校教育の現場で、少しでもお役に立てればと思い、小学校でボランティア活動をしています。主に1年生の補助に入っています。
また、6年生の外国語の授業ではペルーについて紹介しました。児童は、日本とは異なるペルーの気候や食事に興味津々でした。今は直接外国に行くことは難しいですが、世界は広く魅力溢れる国があるということが少しでも児童に伝わっていると幸いです。
(注)宝栄小学校HP(学校日記)にも掲載いただいております。
プラネタリウム。活動先であったペルーのプラネタリウムです。定員45名とコンパクトですが、高精度な機械を用いているため見ごたえのある星空を映し出すことができます。ペルーは南半球にあるため、上映の初めに南十字星の解説をするのが特徴です。
ペルー紹介の様子。大阪市立宝栄小学校の6年生に行ったペルー紹介の様子です。アマゾン地域はバナナをおかずとして食べる習慣がある話をしたら、児童は驚いていました。
東成区長と。小学校ボランティアの活動に対して大阪市東成区の麻野篤区長から激励をいただきました。麻野区長はアフリカ地域でお仕事をされていた経験があり、海外トークで盛り上がりました。