所長挨拶

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JICA関西のホームページをご覧頂き、ありがとうございます。

2022年7月に所長として着任しました。関西には、兵庫県で生まれ育った縁と恩があります。地域の皆さまと共に、業務を通じて関西と開発途上国との関係を一層深められる機会を得たことを意気に感じており、専心努力いたしますので、ご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

JICA関西が神戸の地で始動してから、今年で10年の節目を迎えました。1967年設立の大阪国際研修センター(後の大阪国際センター)と1973年設立の兵庫インターナショナルセンター(後の兵庫国際センター)が発展的に統合したのが2012年4月。更に有意義な歴史を紡ぐべく、一つ一つの出会いや取り組みを大切にしたいと思います。

JICA関西は、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県におけるJICA事業の総合窓口として、関西地域と開発途上国の架け橋になるべく、地域の皆さまとともに、国際協力事業を展開しています。地域の皆さまのご理解とご支援のもと、地域の優れた技術や知見をいかし、開発途上国からの技術研修員、留学生の受け入れや、自治体、NGO/NPO、民間企業、大学等と連携した国際協力事業、開発途上国や国際協力への理解促進のための開発教育・グローバル人材育成支援などを、幅広く展開しています。

JICAは、「信頼で世界をつなぐ」を組織のビジョンに掲げています。コロナ禍や紛争などの複合危機が長期化し、「分断」が深刻化する世界の中で、このビジョンに掲げる「信頼」は、地域や国が持続的に発展するために益々重要な要素だと認識しています。あらゆる事業を通じて、JICAは、人々が明るい未来を信じ多様な可能性を追求できる、自由で平和かつ豊かな世界を希求し、多様なパートナーと共に、信頼で世界をつなぎます。

2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)では、開催目的の一つとして、"EXPO for SGDs"が謳われています。国連が掲げる「持続可能な開発目標」(SDGs)達成の目標年である2030年、更にその先を見据えた取り組みが重視されている中、万博の準備期間中も、関西でも様々な開発途上国の方々との関わり合いを通じ、世界との繋がりを実感し、共に発展できる機会を創出できるよう、地域の皆さまと共に取り組ませて下さい。

なお、JICA関西には、開発途上国や国際協力についての展示コーナーや、開発途上国の料理を楽しんで頂けるレストランも併設していますので、近くにお越しの際はお気軽にお立ち寄りください。

私たちJICA関西は、途上国と関西を信頼でつなぎ、ともに「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献します。

JICA関西
所長 木村 出