グアテマラ協力隊員活動紹介2)「愛媛県からグアテマラへ、「世界の笑顔のために」プログラム、野球少年たちの夢を叶えるために ー 市川修平さん(2021年度5次隊、野球)」

2023年3月21日

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市川修平さん

JICA「世界の笑顔のために」プログラムを通じて、日本の愛媛県からグアテマラ共和国アルタベラパス県コバン市の野球選手に野球道具の寄付が行われました。

「世界の笑顔のために」は開発途上国で必要とされる物品を日本国内で募集し、JICAが在外事務所などを通して世界各地に届けるプログラムです。コバン市では愛媛県出身の市川修平隊員(野球、21年度5次隊)が2022年5月から現地に赴任し、地元の野球チームの子供や青年たちに日々指導を行っています。


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コバン市のチームには約100名の選手が所属していますが、市内に野球場はなく、サッカー場の一部を借りて練習しています。現地では野球道具の調達が難しく、多くの支援で成り立っています。それでも小さな子どもから若者まで、男の子も女の子も一緒になって、少ない道具を分かち合って楽しく練習に励んでいます。

この日はコバン市内で日本から届いた物品の引き渡し会が行われ、コバンで野球をプレーする青少年にグローブやバット、ボール、スパイク、野球用衣服などが届き、真新しい帽子やユニフォームを着た子供たちに笑顔が広がりました。市川隊員は「決して恵まれた環境ではありませんが、多くの選手が夢や希望を持ち日々練習に励んでいます」と日本からの善意の贈り物に感謝しています。