四国運輸局とJICA四国センターの連携協力覚書を締結しました

2020年10月2日

連携覚書締結 署名式

(左)国土交通省四国運輸局 上園局長
(右)四国センター小林所長

10月1日(木)、国土交通省四国運輸局(高松市)においてJICA四国センターと同局との連携協力覚書を締結しました。

JICA四国は、開発途上国と四国を結び付ける「結節点」として、地域の国内課題と開発途上国の社会・経済開発の課題を一元的な課題として捉えて解決することを目指しています。この「内外一元化」の取り組みを、運輸交通、観光分野において推進していくために、この度、四国運輸局と連携協力覚書を締結しました。運輸交通分野、観光分野における連携協力の推進、およびJICAが実施する研修事業への四国運輸局からの講師派遣、四国運輸局によるJICA特別嘱託の行政実務研修受入を予定しています。

四国運輸局との連携の一環として、同局観光部にJICA専門家(特別嘱託)を配置し、コロナ禍で失ったインバウンド需要の再創出に向け、地域の観光コンテンツ開拓やインバウンド受入体制整備に取り組むとともに、四国と開発途上国の観光局等とのネットワーク構築や観光開発分野における研修コースの形成をおこないます。

署名式においては、四国運輸局からは、特別嘱託の配置により将来の国際協力の質の向上、及びインバウンド増加への期待が寄せられました。

JICA四国では、今後も「内外一元化」を進めるため、地域の産学官民との連携を強化していきます。