(高知)オンライン交流「香美市立大宮小学校×ラオス日本語教育隊員」を実施しました

2021年8月4日

日本教育隊員として活動する甲藤隊員からラオスについての紹介

クイズ形式のプレゼンテーションに生徒たちも楽しんで答えていました。

ラオスの算数授業の様子

記念撮影

質疑応答の様子

2021年7月30日、青年海外協力隊日本語教育隊員として現在ラオスに派遣されている甲藤瞳さん(配属先:サワンナケート大学)と、高知県香美市立大宮小学校との間でオンライン交流が行われました。大宮小学校では協力隊員OBの瀬下岳さん(派遣国:ザンビア/職種:小学校教育)が教壇に立っておられます。

 生徒たちは夏休みの自由研究の一環で、SDGsに関連したテーマに取り組んでおり、今回はサワンナケート大学で日本語を勉強している学生にインタビューを行いました。

 大宮小学校の生徒たちは、「ラオスはどのくらい絶滅危惧種がいますか?」「生活の中で一番排出されているゴミは何ですか?」「森林伐採はどの程度進行していますか?」等、17の持続可能な開発目標に関連した質問をしました。

 サワンナケート大学の学生は、甲藤隊員の手も借りながら一生懸命に質問を理解し、すべて日本語で回答していました。やはり「気候変動」や「森林伐採」「絶滅危惧種」といった言葉は、日本語学習者には難しいようでしたが、日本の生徒たちが分かりやすく“やさしい日本語”でラオスの学生に説明をしていた様子はとても印象的でした。

 コロナ感染拡大の影響で、海外との行き来はまだ難しい状況ですが、オンラインを通じて他国の事を知りコミュニケーションができたことは、お互い貴重な経験になったはずです。