≪参加者募集!≫オンライン・セミナー「多文化共生・日本社会を考える」連続シリーズ第18回「ブラジル移住と日本の多文化共生-海外移住資料館のリニューアル展示から考える-」

2023年2月10日

開催日時

2023年3月6日(月)10:00~11:20

場所

オンライン・セミナー(Zoom。本ページ下部の「関連リンク」よりお申込みください)

内容

JICA横浜 海外移住資料館は2002年に開館して以来20年目の2022年に、初めての大規模な展示リニューアルを行いました。リニューアルした展示内容のうち、大きく更新された内容の一つが「日系人・日系社会の変遷を考える」と、日本国内の日系社会も大きく取り上げた「日系人・日系社会の現在」の部分です。

ブラジル等への海外移住の歴史を展示する当資料館において、なぜ、どのような目的をもって、この部分が更新されたのでしょうか。今回は、リニューアルの展示内容に共に深くかかわられた、お二人の有識者に話を伺います。

このオンライン・セミナー「多文化共生・日本社会を考える」連続シリーズは2021年7月に始まり、今回で18回目を迎えます。これまで様々な分野の課題を取り上げてきましたが、当資料館のリニューアル展示を考察しながら、これからの日系社会と多文化共生、日本社会の未来について、皆様とともに考えていければと思います。

発表時間は40分前後、質疑応答時間は30分前後を予定しています。

講師紹介

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小嶋 茂(こじま しげる)氏

小嶋 茂(こじま しげる)氏

新潟県三条市出身。上智大学卒。1989年、JICA開発青年としてブラジル日本移民史料館に勤務。ブラジル国パラナ連邦大学歴史科修士課程修了後、東京学芸大学などの講師を歴任。

1999年よりJICA横浜 海外移住資料館設立に関わって以来、現在も海外日系人協会 海外移住資料館 業務室の学芸担当として同館の展示に携わる。早稲田大学人間総合研究センター招聘研究員。移民史、移民研究。主な著作「海外移住と移民・邦人・日系人」(駒井洋監修『東アジアのディアスポラ』明石書店、2011年)、等。

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原山 浩介(はらやま こうすけ)氏

原山 浩介(はらやま こうすけ)氏

長野県長野市出身。2004年、京都大学大学院農学研究科生物資源経済学専攻 博士課程修了。2005~2021年、国立歴史民俗博物館 研究部。2021年~現在、日本大学法学部教授。専門は現代史、社会学。

2022年のJICA横浜 海外移住資料館の展示リニューアルではリニューアル・アドバイザーを勤め、2023年1月より同資料館 学術委員。主な著作『消費者の戦後史」日本経済評論社、2011年、『アメリカ・ハワイ日系社会の歴史と言語文化』(朝日祥之と共編著)東京堂出版、2015年、等。

セミナー背景・目的

150年以上前から海外に移住した日本人の子孫、日系人は中南米に200万人以上を数え、日本国内にも約30万人が在住しています。国内の日系社会の現状・課題、日系人の日本社会への貢献、共栄共存、日本のあるべき姿などを題材にJICA内外の関係者に情報発信・共有を行い、今後の課題解決に資することを目的としたセミナーが「多文化共生・日本社会を考える」連続シリーズです。参加費は無料です。

関連リンク

事前の登録が必要です。こちらから、開催日の前日(3月5日)までに登録をお願いします。

ご質問などがあれば、電子メールでJICA中南米部 計画・移住課 木田まで、件名を「3月6日多文化共生セミナーについて」としてお問い合わせください。
メール:5rtpm@jica.go.jp