JICA海外協力隊オンライントーク 道産子ボランティアが見てきた開発途上国in道北 を開催しました

2022年6月17日

【画像】6月12日(日)に「道産子ボランティアが見てきた開発途上国in道北をオンライン(zoom)にて開催しました。
道北から青年海外協力隊として開発途上国に派遣された2名による体験談と、講師と参加者との自由懇談を行い、当日は30名を超える方々にご参加いただきました。

マラウイ、ウズベキスタンでの生活は…?

マラウイの世界遺産を紹介するムロマさん

ウズベキスタンの食を紹介する中岡さん

初めにご登壇いただいたのは、マラウイにコミュニティ開発隊員として派遣されたムロマ沙耶葉さんです。マラウイの衣食住は、日本と比較すると驚くことも多かったようです。活動も試行錯誤の連続でしたが、現地の人たちの温かい心に触れ、「自分の活動によって村人の生活が劇的に変化したわけではない。でも、活動の成果はゼロではない!」と力強く語って下さいました。

続いて、ウズベキスタンに青少年活動隊員として派遣された中岡萌さんにご登壇いただきました。美しい建物や美味しそうなお料理を次々と画像で紹介されました。また、協力隊活動の中で最初は「ちょっと待ってよ!」と思っていたウズベキスタンの習慣が、活動を1年経過すると受け入れられるようになったことを「フドホフラサ(神が望めば)」という現地の言葉とともに紹介いただきました。

登壇者と参加者との交流

それぞれの国のクイズで盛り上がりました

参加者の皆さまからも熱気が溢れていました

お二人の体験談には、それぞれの国を紹介するクイズがあり、参加者の皆さまが積極的にチャットに回答くださり、大いに盛り上がりました。
体験談を聞いた後は、マラウイ、ウズベキスタンの2グループに分かれて自由懇談を行いました。「現在、隊員経験がどのように役立っていますか」「文化や宗教の違いで困ったことはありますか」など次々と質問があり、あっという間に時間が過ぎていきました。

参加者の皆さまからは「現地での実際の生活や活動内容、悩みが自分の言葉で語られていて良かった」、「協力隊に挑戦してみたくなった」などの感想をいただきました。また、「皆さんのエネルギーをzoom越しに感じることができました!」という感想もあったほど、講師のお二人ばかりでなく、参加者の皆さまからも熱気を感じられる時間となりました。
ご登壇いただいた講師の方々、そしてオンライン越しにイベントを盛り上げて下さった参加者の皆さま、本当にありがとうございました!