所長挨拶

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2017年4月からセンター所長を務めることとなりました小畑永彦(おばた えいひこ)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

1996年に札幌、帯広に拠点を設置させて頂いて以来、お蔭様で昨年20周年を迎えることができました。お世話になった道庁、札幌市、帯広市をはじめたくさんの自治体、大学・研究機関、企業、NGO/NPO、道内各地の皆様からの温かいご理解とご支援に対し、心より御礼申し上げます。

当センターは、(1)開発途上国・地域からの技術研修員受入れ (2)青年海外協力隊、シニア海外ボランティアなどの派遣 (3)小中高生を主な対象とする開発教育支援 (4)各団体が主体的に行う途上国支援を側面サポートする草の根技術協力に加え、(5)2012年からは、中小企業の持つ優れた製品・技術を活かして途上国の課題解決と地域の活性化にも貢献すべく中小企業海外展開支援も開始するなど、多岐にわたる事業を行っています。

この20年間に道内で受け入れた途上国からのJICA研修員の累計は約14,000名を数え、世界に広がる帰国研修員のネットワークは日本との友好・信頼の絆となっており、北海道の地で学び、生活した各国の研修員は北海道にとっても大きな人的資産です。
2015年に設立50周年を迎えた青年海外協力隊事業では、北海道からこの50年間に途上国に派遣された方がシニア及び日系社会ボランティアを含めて約2,400名にのぼり47都道府県で第4位。道内から積極的に世界に飛び出し活躍しようという方も多く心強く思っております。

開発途上国は、依然として貧困・格差の問題、教育の質、保健衛生の改善、インフラの整備など多くの課題を抱えております。JICAは国際社会と協調しながら、2016年から新たにスタートした持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の達成に向けて一層努力してまいります。
それとともに、当センターは、北海道に学びにくる研修員や、青年海外協力隊経験などを通じグローバルな視野を持って帰国し道内で活躍される皆様、また、途上国への協力・海外展開に取り組む企業、大学、市民団体、自治体の方々や地元の皆様とともに、道内地域の活性化に少しでも貢献したいと考えております。引き続きご支援を宜しくお願い申し上げます。

センター20周年を機会に、この4月から途上国の現状をわかりやすく紹介し、国際協力をより身近に感じていただく体験型施設「ほっかいどう地球ひろば」をロビーに開設いたしました。民族衣装なども楽しむことができます。センター内のレストランとともにお気軽にお立ち寄りください。

2017年4月