外国人材受入れ・多文化共生支援事業

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あらゆる国籍の方と共に生きる豊かな社会、選ばれる北海道を目指して

北海道では全国を上回るスピードで人口減少が進行し、様々な業種で人手不足の深刻化が進むと共に、外国人材の受け入れが増加しています。道内に住む外国人の多くは開発途上国の出身者で、送金などを通じて母国の経済成長に重要な役割を果たすとともに、北海道の経済、地域社会を支えています。北海道の地勢的な状況から、道内各地域に散住しており、外国人材受入れには多くの課題があります。

北海道の持続的発展に向けて、一定の専門性や技能を有する外国人材の受け入れは、今後、重要性を増すと考えられる中、JICA北海道では、これまでの事業で培った強みを活かしながら、外国人材から「選ばれる北海道」となることを目指して、道内の自治体、企業、学校教育機関、各種団体などと連携を図りながら、様々な取り組みを行っています。

JICA北海道(札幌)の外国人材受入れ・多文化共生支援事業の取り組み

  1. オンライン日本語教室運営事業 (注)本事業は2022年度にて終了いたしました。
  2. イベント・セミナーの開催
  3. 異文化交流プログラム
  4. 外国人材に関する調査の実施 (注)本調査は2020年度にて終了いたしました。

JICA全体の取り組みについては以下をご参照ください。

1.オンライン日本語教室運営事業

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JICA北海道(札幌)では、2021年度~2022年度にわたり、北海道内の地方部に在住する技能実習生と特定技能等の在留資格を持つ外国人を対象として、無料で参加可能なオンライン日本語教室の運営事業を実施しました。日本語学習の機会を提供することにより、外国人材の日本語能力向上、自律的な日本語学習の継続、外国人材の定着に繋げることを目的としています。

また、講師以外にも日本語学習をサポートするTA(Teaching Assistant 学習支援者)として一般市民が参加し、更なる日本語能力の向上や地域住民とのネットワーク形成、日本語学習支援者の裾野拡大に繋げることができました。

オンライン日本語教室実施期間

2022年度 2022年11月11日~2023年3月14日
2021年度 2021年11月17日~2022年3月25日
(本事業は2022年度にて終了いたしました。)

実施団体

一般社団法人 北海道日本語センター

実施報告書

(注)個人情報保護を含むため、一部を非公開、また公開されているものについても、個人名を伏せるなどの加工をしております。ご了承ください。

関連イベント・セミナー実施報告

2.イベント・セミナーの開催

JICA北海道(札幌)では、外国人材受入れを行っている企業や自治体、外国につながる子どもの支援者を対象として、多文化共生社会実現に向けた意識醸成や、道内に住む外国人を取り巻く課題について議論をする場として、各種セミナーやイベントを開催しています。今後の開催予定はイベント情報に随時掲載いたします。
(以下に記載しているイベントは過年度に実施したものであり、既に終了しております。)

2022年度

2021年度

3.異文化交流プログラム

JICA北海道(札幌)では、道内に在住する外国人、または、開発途上国から日本の技術を学びに来たJICA研修員が学校を訪問し、児童・生徒と交流するプログラムを提供しています。交流を通して、外国や異文化に関する児童・生徒の興味・関心を引き出し、異文化理解、多文化共生促進へと繋げます。外国人の方にとっては、児童・生徒との交流を通して、日本文化・日本人とのコミュニケーションを実体験し、日本についての理解を深める機会となります。
詳細は以下をご参照ください。

4.外国人材に関する調査の実施

JICA北海道(札幌)では、2019年度に「北海道における外国人材の現状・課題等に関する調査」を実施し、翌年の2020年度には「北海道における新型コロナウイルス感染拡大による外国人材への影響調査」を実施しています。二つの調査に基づいて外国人材受入れ・多文化共生支援事業を展開しています。
報告書は以下をご参照ください。

JICA北海道(札幌)の外国人材受入れ・多文化共生支援事業に関するお問い合わせ

JICA北海道(札幌)市民参加協力課
電話番号:011-866-8421
メール:hkictpp@jica.go.jp