オンラインイベント 「教室から多文化共生社会を考えよう」を開催しました。

2022年3月10日

イベント後の笑顔とともに

3月5日(土)オンライン(zoom)にて「教室から多文化共生社会を考えよう」を開催しました。
当日は北海道内の方を中心に、道外や海外からの参加者を含め28名の方にご参加頂きました。

北海道旭川市の外国人児童生徒への取り組み

及川氏による講演

塚田氏によるワークショップ

始めに北海道旭川市の外国人児童生徒の現状と課題にについて、旭川市教育委員会学校教育部学務課の及川氏にご講演頂きました。
北海道や旭川における外国人児童生徒に対する取組を丁寧にご紹介いただき、質疑応答ではチャット欄に多くの質問が寄せられて、参加者の関心の高さが窺えました。

講演の後は、旭川市立緑が丘小学校の塚田初美教諭による「同級生は外国につながる子ども」と題したワークショップを行いました。
まず、グループに分かれて外国にルーツを持つ子どもの文化背景を知るためのクイズの選択肢を作成しました。グループワークで文化背景を解説する場面では、「そのような文化背景があることを知らなかった」という声や、「他にこんな例もある」という海外在住者の経験談なども出ていました。最後には各グループごとにクイズを発表、参加者は画面やチャット欄を使って答えを予想するという楽しいワークでした。

多様な文化背景を持つ人と、共に生きる社会を考えよう!

クイズ発表

参加された方からは、「北海道や旭川市の取り組みが分かり、とても有意義だった」「外国にルーツを持つ生徒の支援を考える機会がなかったので非常に学びになった」「旭川市周辺で何か支援ができるかもしれないと思った」といった感想を頂きました。
私たちの身近には、もしかすると「支援してほしい」と思っている誰かがいるかもしれません。今後も、このように多様な文化を持つ人と共に生きることについて、皆様と考えていきたいと思います。
イベントにご参加下さった皆様、有難うございました!