UR花川中央団地にて「JICA海外協力隊が見たベトナムの暮らし写真展」開催しました。

2022年9月8日

ベトナムのくらし写真展

 現在、日本では約42万人のベトナムの人が暮らしています。そして、その多くが技能実習生として来日し、私たちの暮らしを支えてくれています。インドの暮らし写真展に続き、JICA海外協力隊が活動先で撮ったベトナムの写真展を、石狩市のUR花川中央団地と札幌センターで開催しました。

団地から始まる異文化理解、はじめの一歩

集会所の展示の様子①

集会所の展示の様子②

 石狩市のUR花川中央団地には、技能実習生として日本で働くベトナムの方が暮らしています。
 コロナ禍で団地住民同士で直接交流しお互いを知ることが難しい昨今、団地住民の方に、身近に暮らすベトナムの方の故郷を知り感じてもらう目的で、団地内の集会所を利用して開催いたしました。

アンケートや会場の感想ノートには
・「ベトナム料理、食べてみたいです、専門店にいくのもいいけどここに住んでいる人たちに作ってもらうのもいいなと思います。」
・「遠い国だと思っていたベトナムが、とても身近に感じました。また若い国だと思っていましたが、高齢化が急ピッチで進んでいることに驚きを覚えました。こういった機会を大切にして、お互いの理解と親睦が一層深まるように努めたいとおもいます。」
・「学ぶ機会になりました。とても貴重な体験です。」
といった声が観覧者から寄せられました。

それぞれの立場でできることから少しずつ

センターでの展示①

センターでの展示②

 UR花川中央団地を管理する(株)URコミュニティは以前より、ご担当者が団地自治会や、団地に暮らす技能実習生の受入企業と一緒になって多文化共生支援に取り組まれています。
 団地で暮らす人、そこに関わる人が、それぞれの立場でできることから少しずつ、住みよい地域づくりをされています。

《教職員、学校、教育機関、図書館・公民館などの施設関係者の皆様》
 JICAではこのような企画展示を行っています。施設の掲示板や展示スペースなどに合わせての展示や、ご相談の上、JICA海外協力隊による出前講座や異文化交流プログラムと併せての実施も可能です。
 気軽にお問い合わせください。
 
JICA北海道(札幌)市民参加協力課
電話番号011-866-8421