「外国にルーツを持つ子どもの学びを支援する~教室で、地域で、私たちができること~」を開催しました

2022年7月19日

【画像】7月10日(日)にオンライン(zoom)にて「外国にルーツを持つ子どもの学びを支援する~教室で、地域で、私たちができること~」を開催しました。
当日は北海道内各地から、そして道外・海外から、44名の皆様にご参加いただきました。

学校、地域、それぞれの立場でできること

集合写真

始めに、東京外国語大学の小島祥美准教授より「外国にルーツを持つ子どもの学びを支援する~教室で、地域で、私たちができること~」をテーマに講演がありました。
日本に住む外国につながる子どもの現状、自治体・学校・地域との連携による不就学問題への取り組みや、母語を活かした教育の大切さなどについてお話を伺いました。

次に、参加者同士の意見交換を行いました。全道各地(道外・海外も含む)から集まった教員、日本語教師、国際協力や日本語教育に関心のある方など幅広い層の参加者が、外国につながる小中学生への日本語・教科支援方法、保護者への対応、地域や学校との連携、異文化的背景の理解について、それぞれの立場から意見交換をしました。
意見交換後には小島氏より、参加してくださった方々に対し熱いエールをいただきました。

参加者の皆さまからの熱いメッセージ

参加した皆さまのアンケートからは、「小島先生のエネルギッシュで温かいお話が心に響きました」「このようなことを、もっと多くの先生達に共有できると良いと思いました」など、沢山の熱のこもった感想のほか、意見交換を通して「他地域の実践を聞くことができて良かったです」「外国につながる子どもの支援をしたいと強く思いました」という感想もありました。

北海道内各地で外国につながる子どもの教育や支援に携わる参加者に力強いエールをくださった小島先生、そして同じくらい熱い気持ちを持ってご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。