稚内養護学校の道徳の授業で民族衣装を活用!

2022年7月25日

【画像】JICA北海道では、「世界の民族衣装や展示パネルの貸し出し(送料無料)」を行っています。今回は、北海道稚内養護学校の授業で民族衣装をご利用いただきました。利用報告が届きましたのでご紹介いたします。(以下、ご報告内容になります。) 

外国の文化を体験しました!

【画像】7月14日(木)に北海道稚内養護学校小学部4年生の道徳の授業で、外国の文化に親しむことを目的に国際理解の授業を行いました。
学級担任がミャンマーの民族衣装ロンジーを着て登場し、JICA北海道から借用した民族衣装を教室に持ってきて授業の準備をしている時から児童は「わー」「きれい」と興味津々の様子でした。
 授業の前半では、スライドで学級担任が訪問した国の写真を見ながら、外国の衣服や食べ物について学習しました。児童は、外国の景色や同じ年くらいの友達の様子に興味をもって見ていました。写真に出てきた国の「こんにちは」を紹介すると、児童はスペイン語の「Hola(オラ)!」の響きが気に入ったようで楽しそうに「オラ!」と言っていました。
 後半では、自分の好きな民族衣装を選んで着て、その国の言葉で挨拶をしました。ある児童はモンゴルの衣装を、別の児童はベトナムのアオザイや、ガーナの服を選びました。自分の選んだ服を着てとっても嬉しそうに鏡を見たり、カメラの前でポーズをとったりしていました。
 今回の授業では、実際に外国の民族衣装に触れ、楽しく世界の文化を学ぶことができました。授業の翌日に、地球儀を見ながら自分が着た国を指さしている児童もいて、学びが深まっているように感じました。今後も様々な文化に触れて心で何かを感じる経験を作っていきたいと考えています。