名古屋市立笠東小学校6年生
2018年2月19日
実施日:2018年2月19日(月)8:40~10:20
場所:特別活動室
講演の目的:開発途上国への支援の内容と日本社会との違い(生活様式等)を知りたい。
また、講師から日本の子どもたちへのメッセージをいただきたい。
事前学習:外国と日本社会の違い(食生活・宗教・教育等)と国際協力機構の在り方と簡単な事業内容について学習する。
当日
講師:甘利琢磨氏(2014年度3次隊 ヨルダン 作業療法士)
実施内容
- 導入:海外旅行体験談
世界にはどんな国がある?(フィリピン、韓国、エジプト等)
- ドバイの光と影(世界の発展した技術と魅力、その裏で働く貧困層の人々の暮らし)
- ヨルダンの人、文化の紹介
- 作業療法士としての活動紹介
- シリア難民の話(難民ってどんな人?どういう支援を必要としている?)
- 子どもたちへのメッセージ(好きなことを見つける、ドキドキワクワクしている人の所には同じようにドキドキワクワクしている人が集まる、今目の前にある事を一生懸命頑張る、それがいつか将来の役に必ず立つ、等)等
担当教諭コメント
- 実際に体験をした講師から世界の現状を、リアリティをもって知ることができた。
- 世界は怖い、という感覚をなくしてくれた。
- 世界の中でも日本がすごい国、という児童の既成概念を崩してくれた。
- 講師の優れた人間性に触れて、児童の世界観や価値観が広がった。
児童の感想(事後学習より)
- 外国が怖いイメージがあったけれど、講演を聴いて優しい人たちや美味しい食べ物があることが分かり、行ってみたくなりました。
- 開発途上国とは距離があるけれど、自分にできることは身近にあるので、まずはそこから始めたいと思う。
- 開発途上国について、もっと知る。食事を残さない。
- 今の自分は外国に行けないけど、募金活動や着なくなった服などを送る活動を積極的にしたい。
- 今をしっかり生きて(勉強やスポーツ)、いつかいざという時のために役立てたいと思う。将来このような活動につくかもしれないので、今のうちにしっかり勉強しておきたい。