JICA海外協力隊事業

JICA海外協力隊事業とは

独立行政法人国際協力機構(JICA)では、日本政府のODA(政府開発援助)の一環として、海外でのボランティアを希望する方を募集・選考し、「JICA海外協力隊」として派遣する事業を実施しています。

開発途上国または日系人社会からの要請に基づき、それに見合った技術・知識・経験を持ち、「現地の人々のために活かしたい」と望む方を募集し、選考、訓練を経て派遣します。

現地の人々と共に生活し、働き、彼らと同じ言葉で話し、相互理解を図りながら、彼らの自助努力を促進するように活動することを特色とした草の根レベルのボランティアです。もっと詳しく知りたい方は、JICA海外協力隊ホームページをご覧ください。

JICA海外協力隊には4つの種類があります

対象 活動地域 派遣期間
アジア、アフリカ、中南米、
大洋州、中近東
中南米の
日系社会
一般案件 青年海外協力隊(20~45歳)
海外協力隊(46~69歳)
日系社会青年海外協力隊(20~45歳)
日系社会シニア海外協力隊(46~69歳)
原則2年
シニア案件 シニア海外協力隊 日系社会シニア海外協力隊

募集と選考について

JICA海外協力隊の募集は春(2月中旬~4月上旬)と秋(8月上旬~10月下旬)の年2回です。

一次選考は、応募書類をもとに技術審査・語学力審査・健康審査を行います。二次選考は、JICAが指定した会場での面接や、健康診断結果等をもとに選考します。

募集の時期には、協力隊経験者の体験談や事業の説明が聞ける「JICA募集説明会キャラバン」を全国各地で開催しています。日程やプログラム詳細は以下のウェブサイトからご覧ください。

※派遣期間が1ヵ月〜1年未満の短期ボランティア制度もあります。
年4回(5月、8月、11月、2月)募集しています。

東海4県からの派遣実績

岐阜県  種別 派遣中 累計 派遣国(累計)
青年海外協力隊/海外協力隊 19 810 80ヶ国
シニア海外協力隊 5 83 40ヶ国
日系社会青年海外協力隊/日系社会海外協力隊 1 31 5ヶ国
日系社会シニア海外協力隊 0 9 4ヶ国
合計 25 933  
静岡県  種別 派遣中 累計 派遣国(累計)
青年海外協力隊/海外協力隊 32 1,586 85ヶ国
シニア海外協力隊 3 191 55ヶ国
日系社会青年海外協力隊/日系社会海外協力隊 2 55 7ヶ国
日系社会シニア海外協力隊 0 16 4ヶ国
合計 37 1,848  
愛知県  種別 派遣中 累計 派遣国(累計)
青年海外協力隊/海外協力隊 56 2,393 87ヶ国
シニア海外協力隊 7 272 59ヶ国
日系社会青年海外協力隊/日系社会海外協力隊 4 128 8ヶ国
日系社会シニア海外協力隊 1 27 6ヶ国
合計 68 2,820  
三重県  種別 派遣中 累計 派遣国(累計)
青年海外協力隊/海外協力隊 16 602 79ヶ国
シニア海外協力隊 3 75 41ヶ国
日系社会青年海外協力隊/日系社会海外協力隊 1 19 3ヶ国
日系社会シニア海外協力隊 0 4 3ヶ国
合計 20 700  
全国  種別 派遣中 累計 派遣国(累計)
青年海外協力隊/海外協力隊 1,120 47,263 93ヶ国
シニア海外協力隊 91 6,672 79ヶ国
日系社会青年海外協力隊/日系社会海外協力隊 49 1,599 9ヶ国
日系社会シニア海外協力隊 5 553 10ヶ国
合計 1,265 56,087  

2023年12月31日現在

現地からの声

東海4県から開発途上国へ赴任した隊員たちの活動記が掲載されています。
それぞれの地域の人々と共に活動している隊員たちの生の声を聞いてみませんか?

日本も元気にする青年海外協力隊

青年海外協力隊として赴いた国の課題解決に取り組む中で、日本という国や自身を顧みながら人間として成長します。帰国後、それぞれの生き方の中で、2年間の経験がどのように活かされているのか、帰国した協力隊員のみなさんに聞いてみました。JICA協力隊員の参加から帰国後の「今」のストーリーです。

ボランティア事業を活用した中小企業の海外事業展開支援

昨今、事業の新興国への展開、開発途上国を対象としたBOPビジネスへの関心の高まりなど、企業活動がグローバル化する中、それに対応するためのグローバルな視野や素養を備えた人材の確保も喫緊の課題となっています。

JICAではこのようなニーズに応えるよう、企業と連携してグローバル人材の育成に貢献するプログラム「JICA海外協力隊(民間連携)」を創設しました。

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