コソボ

 英語

コソボは2008年にセルビアから独立を宣言して誕生した、バルカン地域で最も若い国です。日本を含め114の国連加盟国がコソボを承認しているものの、セルビアやロシアなど承認していない国もあります。近年では毎年3%前後の経済成長を実現している一方、海外移民からの送金や開発援助に依存する経済構造であり、若年層の失業率が57.7%(2015年 Labor Force Survey)を超えるなど、依然として欧州地域の最貧国のひとつです。貧困削減のため、今後は国家としての安定的な経済発展が不可欠です。また、コソボはEU加盟を将来的な目標としており、環境分野などにおけるEU基準への適合も重大な課題です。
JICAは、「持続可能な国造りに向けた経済・社会基盤の安定化」という基本方針のもと、「環境インフラ整備・管理能力向上」及び「行政能力の向上と人材育成」を重点分野として掲げています。「環境インフラ整備・管理能力向上」では、EU加盟を見据えて廃棄物管理や大気汚染対策などの分野で支援を実施しています。「行政能力の向上と人材育成」では、社会インフラを中心とした行政機関の人材育成・サービス向上に重点を置いた支援を展開しています。

基礎情報(2015年)
人口:1,797,151人
GNI総額:7,129百万米ドル
一人あたりGNI:3,970米ドル
失業率:35.3%(2014年)
国土面積:10,887平方キロメートル
(出典:世界銀行「World Development Indicators」)

事務所情報

バルカン事務所
JICA BALKAN OFFICE

ピックアップニュース

インフォメーション

活動紹介/現地レポート

コソボでのJICAの活動に関する情報を紹介します。

更新終了済みコンテンツ

その他

その他の情報を紹介します。

協力実績

これまでのコソボに対する協力の統計をご覧いただけます。

資料・報告書

コソボのプロジェクトに関する資料・報告書をご覧いただけます。