2024年度JICA北海道教師海外研修

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誰もが安心して暮らせる「だれ一人取り残さない」社会づくりに関わる問題は、世界でも、地域でも、そして学校でも共通する課題です。本研修は、開発途上国の現状や国際協力の現状について、実際に途上国を訪問し、開発途上国の現状・課題、日本との関係、国際協力の現場を体験することで、開発教育/国際理解教育の意義について理解を深め、継続的に開発教育/国際理解教育の実践を行うことを目的としています。また、研修参加者同士の意見交換や知見の共有を通して、研修終了後も継続してさらなる開発教育/国際理解教育の推進を図ることも目的としています。

本研修は、開発教育/国際理解教育に関心を持つ教員を対象に実施します。研修で得られる成果は、学校現場での授業実践を通じて社会に還元されることを期待します。具体的には、次世代を担う児童・生徒が多様性の尊重や、地域社会の課題解決を図るための主体的な行動力を養うための教育に繋がること、及び研修参加後に JICA 北海道と協力し教育現場で開発教育/国際理解教育の中核的指導者として活躍いただきたいと考えます。
参加者の方には事前・事後の研修と、現地研修で得た知見をもとに、指導案の作成とその授業実践に取り組んでいただきます。


研修日程・内容

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参加資格

  1. 北海道内の国立/私立の小学校・中学校・高等学校・中等教育学校・高等専門学校・特別支援学校に勤務する教員で
    (ア)授業もしくはクラブ活動等で国際理解教育を実践されていて、今後も継続する意思と計画がある方、または
    (イ)現在実践はしていないが、今後JICAと連携・協力しながら開発教育/国際理解教育の普及促進に貢献する意欲と計画がある方 
  2. 所属する学校長からの推薦がある方
  3. 開発途上国での研修旅行に耐えうる健康状態の方
  4. 本研修の趣旨・目的を十分理解し、海外現地研修及び国内で実施される事前・帰国後研修・成果報告会の全日程に参加可能、かつ積極的に取り組める方
  5. 帰国後、2024年11月下旬までに本研修で作成した指導案に基づき、勤務校等にて授業が実践できる方
  6. 必要提出物をJICAが設定する期限までに提出できる方
  7. 研修報告書及び授業実践報告、研修中(派遣前・帰国後を含む)や、勤務校等での実践授業の様子を撮影した写真/映像をJICA事業広報のために使用することに同意できる方
  8. 原則として、過去にJICA教師海外研修、JICA海外協力隊、JICA専門家、ODA民間モニター、国際協力レポーター等、外務省やJICAから海外に派遣された経験のない方
    ※教師国内研修参加者については応募可
  9. 将来的にJICAが実施する国際理解教育支援事業での講義等の協力が可能な方
  10. 連絡可能なメールアドレスを所有し(携帯メール不可)、JICAが管理するSNSやメーリングリストに登録可能な方
    ※研修に係る情報共有や帰国後のネットワーク等にて活用

参加費用

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◆海外研修中に事故が起こった場合、海外旅行保険の範囲内において補償します(国内での研修は除く)

応募・募集に関して

募集人数 8名

  1. 所定の応募用紙に必要事項をご記入のうえ、設問への回答とともに下記の「申し込み・問い合わせ先」教師海外研修担当宛てに郵送でお送りください。
  2. 2024 年 5 月 24 日(金)17:00までにメール、郵送、もしくは直接JICA北海道(札幌)まで提出ください。
  3. 書類審査を行い、2024年 6月 7 日(金)までに結果をメールにて通知、追って郵送でも通知致します。

申し込み・問い合わせ先

公益社団法人青年海外協力協会(JICA業務委託先)教師海外研修担当
〒 003-0026 北海道札幌市白石区本通16丁目南4-25 JICA 北海道(札幌)内
電話番号 :011-866-1515
メール :hokkaido@joca.or.jp