鉱業開発計画策定プロジェクト合同議事録署名式

2019年4月4日

3月28日(木)、技術協力プロジェクト「鉱業開発計画策定プロジェクト」の合意議事録(Record of Discussion)の署名式が国民総幸福委員会(Gross National Happiness Commission:GNHC)にて行われ、GNHCからティンレイ・ナムゲル長官、経済省鉱業局からプンツォ・トブゲイ局長、JICAブータン事務所から渡部所長が署名者として出席しました。

この事業では、ブータン国における資源賦存状況、関連法規、経済産業状況、技術レベル等の情報を基に、ブータン国政府と共に資源の開発可能性を分析し、開発計画を作成することにより、相手国政府の能力向上を図るとともに、将来の効果的・効率的な資源開発を目指します。

署名式で、ブータン国側からはJICAのブータンにおける新たな分野への支援に対する期待と感謝の意が表され、鉱業は今後雇用創出を含むブータンの主要産業となり得る可能性を秘めていると述べられました。また、渡部所長は鉱業分野における技術協力を進めるにあたってはブータン政府との協働が欠かせないことを強調するとともに、道路整備等のJICAの他の協力事業が鉱業分野発展の足掛かりとなるだろうと述べました。

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左:経済省鉱業局プンツォ・トブゲイ局長 中央:GNHCティンレイ・ナムゲル長官 右:JICAブータン事務所渡部所長