国土空間データ基盤構築支援を通した地理空間情報の活用推進プロジェクト 合意議事録署名

2020年1月16日

1月3日(金)、国家土地委員会事務局において、リンチェン・ワンディ国民総幸福量委員会局長、ペマ・チェワン国家土地委員会事務局次官、JICAブータン事務所渡部晃三所長が、本案件合意議事録に署名しました。

本案件は、2015年2月から2017年11月まで実施された「国家地理空間情報作成プロジェクト」の後継案件ともいえるもので、国土空間データ基盤構築支援を通し地理空間情報の活用推進を行います。プロジェクトでは、ブータン政府による国土空間データ基盤の構築・運用を支援し、信頼性・精度の高い地理空間情報が民間セクター含む関係機関に共有されることを目標とします。

ブータンでは各省庁がそれぞれの業務のために必要な地理空間情報を別々に整備・保有しているため、作業の重複も課題となっています。各省庁が保有するこれらの地理空間情報の共有を促進することは、地理空間情報の付加価値の向上に繋がるとともに、早期の政策決定に寄与し、行政コストの削減や効率化も実現できると言えます。

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署名式の様子1

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署名式の様子2