国別研修コロンビア「生産性向上」帰国研修員、国内研修を開始

2019年10月1日

第1回国内研修

講義の様子

講義の様子2

講義を熱心に聞き入る参加者

2019年9月6日、同年5月に実施した国別研修『生産性向上』に参加した16名の帰国研修員(以下研修員)たちが、この研修で学んだことを同じ地域の専門家に広めるため、国内研修を開始しました。

この研修は、1回8時間、全4回のプログラムとなっており、企業へのコンサルティングプロセスと手法、トヨタ生産方式、品質管理、方針管理、コスト管理といった内容を取り上げ、メデジン大学の施設を使って実施されます。研修実施にあたっては、カリキュラム内容作成から実施まで、研修員がテーマ毎にグループを作り、分担して行ってきました。研修講師ももちろん研修員です。


第1回目の研修には、コロンビア国内の協力機関であるアンティオキア県科学技術センター(以下、CTA)の職員を中心に20名の専門家が参加しました。

第2回目以降は、研修の前に日本の研修で行われていた「朝一ミーティング」を取り入れ、前回の研修の振り返りを行う時間が設けられています。専門的な知識だけでなく、このような日本の研修ならではの取り組みを早速取り入れており、今後の展開が楽しみです。今回のプログラムは9月27日に終了しますが、この結果を踏まえ、今後どのような形で地域の専門家に研修を行っていくか、CTAを中心に引き続き検討が続けられる予定です。