大阪ガス国際交流財団による奨学金贈呈式を開催

2020年7月23日

2020年7月16日、大阪ガス国際交流財団(以下、OGFICE)による東ティモール国立大学(UNTL:)工学部学生に対する奨学金贈呈式が、UNTL工学部講堂(ヘラキャンパス)にて開催されました。贈呈式には、高等教育省局長、UNTL学長、工学部長、日本国大使、JICA東ティモール事務所長、奨学金受領者30名、その家族ら約100名が参加しました。

OGFICE奨学金は、2013年から延べ200名のUNTL工学部の成績優秀者へ授与されており、今年度も工学部5学科の成績優秀者30名に奨学金を受け取りました。

フランシスコ・ミゲル・マルティンスUNTL学長、杵淵正巳日本国大使のスピーチ、奨学金提供者であるOGFICE瀬戸口哲夫理事長のビデオメッセージが放映されたのち、杵淵大使から奨学生一人一人に奨学金目録が授与され、関係教員らも学生一人一人と握手をしながら、引き続き勉学に励むよう働きかけていました。

成績優秀者として3年連続奨学金を受領している学生もおり、本奨学金が学生の向上心に繋がっていることを確認できました。当国における工学系人材の育成は、国家の経済社会開発を進めていくうえで重要です。JICAがUNTL工学部で実施している技術協力プロジェクト(※)との相乗効果も出ており、継続的な本奨学金支援はこうした人材育成を支える大切な事業となります。

贈呈式の模様は、当国の新聞やテレビニュース等でも多く取り上げられ、これまでの継続的な日本の協力が紹介されていました。

OGFICE関係者に対し、これまでの支援に厚く御礼申し上げます。

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奨学金贈呈式を待つ学生たち

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大阪ガス理事長によるビデオメッセージ

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杵渕日本国大使の挨拶

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一人一人に奨学金目録を授与

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30名の奨学生との記念撮影