インドネシア向け技術協力プロジェクト討議議事録の署名:コロナ禍における遠隔技術を活用した集中治療能力強化を支援

2021年9月20日

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署名は双方の代表によって別々に実施

国際協力機構(JICA)は、9月20日、ジャカルタにて、インドネシア共和国政府との間で、技術協力プロジェクト「新型コロナウイルス感染症流行下における遠隔技術を活用した集中治療能力強化プロジェクト」に関する討議議事録(Record of Discussions:R/D)に署名しました。

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署名は双方の代表によって別々に実施

本案件は、インドネシア国において、インドネシア教育文化研究技術省およびその傘下の大学病院を対象に、遠隔ICUおよび医療のICT化を通じた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかる医療サービス向上に必要な機材の整備および技術移転を行うことにより、対象施設の遠隔医療にかかる能力を強化し、同国のCOVID-19対応を含む遠隔医療体制の強化に資するものです。

案件の詳細は以下の通りです。

国名 インドネシア共和国
案件名 新型コロナウイルス感染症流行下における遠隔技術を活用した集中治療能力強化プロジェクト
実施予定期間 15か月
実施機関 教育文化研究技術省、インドネシア大学病院、ハサヌディン大学病院
対象地域 ジャカルタ首都圏、マカッサル
具体的事業内容(予定) 遠隔ICUや医療ICT機材の整備、医師・看護師向け研修の提供、及び日本-インドネシア両国間における遠隔医療サービスの体験実施等を通じ、地域の中核病院の一つである大学病院の遠隔医療の運用能力・体制強化を図る。
【案件基礎情報】URL JICA初!遠隔技術を駆使し、途上国の新型コロナ感染症治療を世界各地でサポート(2021年8月25日)