2019年度1次隊JICA海外協力隊が、それぞれの任国へ出発しました!

2019年8月20日

北海道庁への表敬の様子

今回北海道から派遣されるJICA海外協力隊は、青年海外協力隊が12名、日系社会青年海外協力隊が3名の計15名です。
今回は、大洋州のフィジーやアフリカのマダガスカル、ジブチ、中南米へはブラジル、セントルシアなどの計12か国へ出発します。

道内各地で激励のお言葉をいただきました!

長野県と福島県での70日間の訓練を終えたJICA海外協力隊員は、
北海道庁をはじめとし、札幌市、旭川市、石狩市、江別市、帯広市、函館市、千歳市、音更町、美瑛町、利尻町、北海道教育委員会へ出発前の表敬訪問を行い、各自治の皆様からあたたかい激励のお言葉をいただきました。

函館市での表敬訪問(中央:橋本道太郎さん)

千歳市での表敬訪問(右:苅谷美紅さん)

江別市での表敬訪問(左:柴垣聡美さん、右:阿部幸代さん)

函館市から出発した橋本道太郎さん(ペルー派遣、職種:環境教育)は、ご両親も青年海外協力隊の経験者。ご両親から応募の勧めもあり、今回の派遣に踏み切ったそうです。表敬訪問の際は、緊張した様子の橋本さんでしたが「将来、環境・国際協力の分野で活躍できるように人として成長して帰ってきたい。」と抱負を語りました。


千歳市からの出発した苅谷美紅さん(ブラジル派遣、職種:文化)は、幼いころから千歳市のチームで続けてきたよさこいソーランの経験を活かしての参加。苅谷さんは、「ブラジルによさこいソーランをやっている人たちがいること、また、これまでの経験を活かして国際協力ができることがとても嬉しい。前職の経験を活かして、日系の方たちの移住の歴史や現在の日系移住地についても発信していきたい。」と語っていました。


江別市では、阿部幸代さん(フィジー派遣、職種:幼児教育)と柴垣聡美さん(マダガスカル派遣、職種:コミュニティ開発)の2名が表敬訪問を行いました。
阿部さんは、両親の影響もあり、JICA海外協力隊へ参加するために保育士の資格を取り、3度目の受験で念願の青年海外協力隊へ参加となります。柴垣さんは、専門的な資格はないけれど、これまでの業務経験が活かせるコミュニティ開発という職種があることを知り、応募を決めたそうです。
江別市の佐々木副市長からは、「現地で北海道および江別市のPRを行って、活動先に良い影響を与えて帰ってきてほしい。」と激励の言葉をいただきました。

期待と不安を胸にそれぞれの任国へ出発

二本松・駒ヶ根での訓練を終えた協力隊たち

JICA地球ひろばの出発隊員のメッセージ

二本松訓練所、駒ヶ根訓練所での70日間の訓練を終えた2019年度1次隊のJICA海外協力隊が、北海道庁表敬訪問にあわせて北海道センターを訪問しました。


協力隊の活動への抱負やメッセージは、JICAほっかいどう地球ひろばCゾーンに展示しております。ほっかいどう地球ひろばにお越しの際はぜひ、今回出発したJICA海外協力隊の言葉に目をとめていただければと思います。

               (文責:JICA北海道 市民参加協力課 細川知世)