2021年7月30日
コンゴ民主共和国のプロジェクト実施機関である国立生物医学研究所(INRB)と中央獣医学研究所(LABOVET)向けの研究開発活動、および教育活動に必要な研究機材と消耗品がコンゴ民に到着し、7月1日にINRB、7月9日にLABOVETにて、式典が開催されました。
これら機材は、プロジェクトのチーフアドバイザー兼ウイルス学専門家である北海道大学髙田教授、疫学研究・診断法開発を担当する梶原助教、またコンゴ民にて研究に携わる多賀在外研究員の3名が指揮の下、カウンターパートと共に、本格的な研究開始に向け設置が進められています。
また機材搬入に伴い、INRBのBSL2、3検査室の適切な使用方法について関係者に認識してもらうため、現在コンゴ民で実施中の「感染症疫学サーベイランスシステム強化プロジェクト」と協力し、ラボ利用者に対するバイオセーフティ・セキュリティに関する講義を髙田教授が行いました。
機器の説明を聞くコンゴ民のカウンターパート
INRBでの機材搬入式
左からINRB所長、髙田教授、JICAコンゴ民所長
LABOVETでの機材搬入式
左からLABOVET所長、JICAコンゴ民所長、梶原助教
INRBでラボのバイオセーフティに関する講義を行う髙田教授