減少傾向にある国産天然ガス生産量を補うため、バングラデシュでは高価なLNG輸入を大幅に増加する計画を進めている中で、高度なガスフロー制御システムの導入が求められています。また、既存ガスインフラの老朽化、ガス漏れ頻発、不十分な資産台帳の更新状況も顕在化しており、LNGの安定・効率的な供給への支障が懸念されます。
そこで本プロジェクトは、各ガス供給事業のネットワークインフラのデジタル化とシステム構築、システムを維持管理・運営するための人材育成、組織体制、共通標準設計、法制度等の構築計画、運営効率化を図り、安定・効率的なエネルギー供給実現に向けた支援を行っています。