バングラデシュでは、堅調な経済成長に伴って一次エネルギー需要が拡大しており、エネルギー供給構造の転換点を迎えています。また、地理的条件から、気候変動に対して非常に脆弱な地域の一つとして考えられており、気候変動への対策に早くから取り組んでいます。2020年にはハシナ首相が気候脆弱性フォーラム(Climate Vulnerable Forum)の議長となり、気候変動に対する機運が一層高まっています。
そこで本プロジェクトは、低・脱炭素社会実現に向けてより具体的かつ実効性のある対応策を含めた包括的なエネルギー計画の策定を支援します。