2017年10月13日
第3回合同調整委員会(JCC)に先立ち、2017年10月13日午前に8種の橋梁点検用機材(注1)と2台のプロジェクト車両の供与式典を開催しました。JICAブータン事務所の山田所長より道路局(DoR)のテンジン局長へ機材と車両の贈呈及びレターと目録への署名が交わされました。今回供与された機材を用いた橋梁維持管理の現場OJTが2018年度に計画されています。
式典とJCCの様子は、ブータンの新聞やウェブサイトでも報道されています。
その他、CAMBRIDGEプロジェクトを全国へ浸透するべく、さまざまなプロジェクトグッズを製作し、各地のセミナー等で使用しています。今後、橋梁の現場で見かけることがあるかもしれませんね。
プロジェクトを通して、DoR橋梁技術者のモチベーションが上がってきたことは確かです。しかし、まだまだ職員自身による計画から実施に至る行動ができていないこと、常にCAMBRIDGE専門家を頼っていることなどから、上手に独り立ちできるように指導、支援していきます。
さらに、CAMBRIDGEプロジェクトの活動をブータン全土に友好的に実施していくためにも、新聞やテレビなどの報道機関を効果的に活用していきたいと考えています。写真のプロジェクトグッズ(Tシャツやヘルメット、安全ベスト)もその一環です。
今野プロジェクトマネージャー
(注1)橋梁点検機材一覧はニューズレター第2号にてご確認いただけます。
機材の受入検査状況
供与式典の様子
地方事務所にて機材の説明と贈呈
プロジェクトグッズ(安全ベスト、ヘルメット)