シェムリアップへのスマートシティに関する国際規格による評価の試行の報告会

2023年8月4日

2023年8月4日、当プロジェクトは、株式会社富士通総研(以下、富士通総研)と協力し、「シェムリアップに関する国際規格による評価の試行の報告」を実施しました。

試行においては、シェムリアップ・スマートシティロードマップをベースに、スマートシティに関する国際規格であるISO/TS 37151(パフォーマンスに関する評価指標の原則と要件)およびISO 37153(評価・改善のための成熟度モデル)を活用し評価が行われました。

この評価試行は、日本の経済産業省のスキームで富士通総研が実施したもので、シェムリアップは、この試みのパイロット都市として選出されました。

当日は、富士通総研はオンラインで報告を行い、現地カンボジアの会場ではシェムリアップのスマートシティに関する多くの組織から約40名が参加しました。

富士通総研は、シェムリアップスマートシティ進捗状況の評価試行のプロセスや結果の説明と、それらの分析によって導き出される改善案の説明を行いました。

質疑応答では、改善案に関する質問やコメントが寄せられるほか、シェムリアップからは、示された評価指標を活用してスマートシティとして発展していくために努力する旨の発言がありました。

さらに、シェムリアップは、この報告を基に、本報告会後、スマートシティロードマップの年単位での行動計画およびその評価指標を州政府内で検討する旨、議論を行いました。

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