東ティモールでは、2011年7月に「国家開発戦略」において、2030年までに全国民が安全な水にアクセスできるようにするため、ディリ市等の都市部で24時間給水を達成する目標を掲げています。都市の水利用状況は、基本的な処理をされた水へのアクセス率が98%である一方、ほとんどが時間給水であるため、24時間給水の達成を目指す上で課題が多く残されています。このため、この協力では東ティモール水道公社(BTL)の人材育成能力、顧客管理能力、水道事業モニタリング能力、維持管理能力等を強化し、BTLの事業運営改善の基盤整備を図り、ディリ市の給水サービスの改善に寄与することを目的としています。