東ティモールでは1975年以降森林減少が急速に進み、2003年からの10年間で約184,000ヘクタールの森林が消失したと言われています。JICAは、2005年より、持続的な森林管理及び適切な農地管理を目指した協力を開始し、「住民主導型天然資源管理メカニズム(CBNRM)」を開発しました。本プロジェクトでは、JICAの技術協力と「緑の気候基金(Green Climate Fund, GCF)」の協調により同メカニズムを重要4流域の74ヶ村で展開し、政府関係者のCBNRM実施に関わる実務能力の向上を推進します。