早稲田大学 大稔哲也先生、長谷川奏先生の遺産科学専攻での活動

2019年12月23日

2019年12月16日~12月22日

2019年12月16日(月)から12月22日(日)までの6日間、E-JUST大学院遺産科学(Heritage Science-HS)専攻(博物館マネジメント)への支援として、早稲田大学の大稔 哲也教授、長谷川 奏客員教授がE-JUSTにご来訪されました。

今回の活動ではゼミ制度の導入、論文指導の準備などについて、E-JUSTの菊地敬夫先生及びアブデルラジク・エルナガー先生と集中的な協議を行いました。フィールド研究について検討するため、アブ・メナ修道院、タップ・オシリス・マグナ神殿、アレキサンドリア博物館などE-JUSTが所在するボルグエルアラブ周辺の遺跡・博物館及び大学施設の視察を行いました。またアレキサンドリアから65km東にあるラシード(ロゼッタ)で実施されたフィールド研修への参加、E-JUSTカイロ・センターでのゼミ視察なども行い、HSプログラムの多様な授業運営や教授方法について助言を行いました。

E-JUST遺産科学専攻は、エジプトでは新しい学際的領域であり、エジプトの地の利を活かした日本とエジプトの教育・研究協力が活発に行われる可能性が期待されています。本プロジェクトは、日本の支援大学の協力のもとに、E-JUSTがこのようなユニークな学問領域を拡充し、自立的かつ持続的に発展することを支援しています。

【画像】学長表敬の様子。左からE-JUSTゴハリ学長、早稲田大学 大稔先生、E-JUSTハムザ先生、エルナガー先生

【画像】フィールド研修の様子

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フィールド研修で学生に解説をする長谷川客員教授