2020年1月18日
2020年1月11日~2020年1月17日
2020年1月11日から2020年1月17日までの7日間,E-JUST国際ビジネス・人文学部(Faculty of International Business and Humanities-FIBH)、遺産科学(Heritage Science-HS)専攻、エジプト人教員との講義の共同実施にかかる支援として、筑波大学 森尾 貴広教授がE-JUSTを来訪されました。
今回の活動で、森尾先生は、FIBHの運営に関してアデル・ライアン学部長との集中的な協議をし、またHS専攻(保存科学分野)について菊地敬夫先生とアブデルラジク・エルナガー先生と協議を行いました。
また森尾先生は、同じく筑波大学から講義の共同実施で派遣されている渡部先生の「日本文化」(リベラルアーツ必須科目)、川村先生の「Economics and Sustainable Development(経済学と持続的な開発)」の講義視察のほか、Japanese Pop Cultureの『雑談』と題した課外講義を行いました。
このJapanese Pop Cultureの課外講義は、日本文化に高い関心を持つE-JUSTの学生・教員・ゴハリ学長が聴講し、大変盛況でした。エジプトの若者の間では、アニメや漫画をはじめとする日本のポップカルチャーがとても人気があることから、ゴハリ学長はE-JUST学生が日本のポップカルチャーを広める活動をすることを期待していました。
E-JUSTはFIBHが自立的な日本の大学と協力関係のもとにユニークかつ質の高い教育を提供することに加え、エジプトの国立大学ではまだ一般的でないリベラルアーツ教育の全学体制での導入を実践しています。本プロジェクトはその取り組みの支援として、科目共同指導やプログラム運営への助言、提言などを通じて、E-JUSTが創造性に富んだ教育・研究環境を提供し、エジプト国内のトップレベルの研究大学として発展することを目指しています。
「日本文化」の講義を視察する森尾教授
「日本文化」の講義でJapanese Pop Cultureの課外講義のアナウンスをする森尾教授(左)、渡部助教(右)
国際ビジネス・人文学部の教員との協議
「経済学と持続的な開発」の講義を視察する森尾教授
Japanese Pop Cultureの課外講義での記念撮影
ゴハリ学長との意見交換の様子