E-JUSTプロジェクト チーフアドバイザーの交代

2022年3月20日

JICAプロジェクトでは2019年7月より2年8カ月にわたりチーフアドバイザーを務めた渡邊元治専門家が離任し、新たに3月より岡野貴誠専門家が着任いたしました。岡野専門家は2008年から2017年の9年間、E-JUSTプロジェクトに従事し、大学設立の創成期を担ってきた人物であり、この度、2度目の赴任となります。

渡邊旧チーフアドバイザーより一言

「現地に赴任してから2年8カ月という期間でしたが、コロナ禍による退避や活動の制約もあり、大変短く感じました。一方、コロナ禍にもかかわらず、E-JUSTはこの2年間で、学生数の増大、研究活動の活性化、新キャンパスのオープンと大きく発展してきています。
しかしながら、拡大の反動として様々な課題も見えてきており、今後もプロジェクトとしては、国内関係者の皆様にご相談しながら対応をして行く必要があると考えています。これまで、目まぐるしく変わるE-JUSTの状況を御理解いただき、E-JUSTの教育・研究・大学マネジメント全体に辛抱強く、サポートをいただきましたことに心からお礼申し上げます。大変お世話になりました。(渡邊)」

岡野新チーフアドバイザーより一言

「3月より渡邊専門家の後任としてE-JUSTプロジェクトに着任いたしました岡野貴誠と申します。私は、2008年から2017年にE-JUSTプロジェクトに現地で従事しておりました。その後マレーシア日本国際工科院プロジェクト(マレーシア)に3年赴任し、この度、5年ぶりの再赴任となりました。広大なキャンパスや、多くの学生等、当時の状況と比較できないほど大きな変化に戸惑っておりますが、一層の教育と研究の質の向上、地域・産業界との連携、日本の大学の皆様との連携の促進等、取り組んでまいりたいと考えております。今後ともご支援、ご指導のほど、どうぞよろしくお願いいたします。(岡野)」

【画像】

E-JUST主催送別会にて。ゴハリ学長(右)、渡邊専門家(中央)

【画像】

渡邊旧チーフアドバイザー(左)と岡野新チーフアドバイザー(右)