2020年4月13日
2020年2月2日~21日
2020年2月2日~21日、中間レビューが行われました。2017年のプロジェクト開始から現在に至るまでの過去2年半について、PDMに沿って計画された活動がどの程度実行されたのか、活動によってどのような成果があったのか、プロジェクト目標は達成できそうか等といった点について確認や協議が行われました。計画と現状に齟齬が認められた場合は、これからプロジェクト終了までの残り2年半での計画を見直し、プロジェクト目標を達成できるように、PDMの修正や活動の見直しを行う事になります。
調査期間中には、モデル牛舎予定施設として懸案となっていた農業大学付属農場訪問や今後の普及対象の中心となる中核農家の訪問調査、農業省や獣医衛生検査院、乳業会社等の関係機関でのインタビュー等も行なわれました。
調査団は、田中団長(JICA農村開発部)始め4名の日本側評価委員及びキルギス側3名の評価委員によって構成され、活動現場視察及びプロジェクト関係者への聞き取り調査ののち、合同評価委員会が開催されます。調査結果は評価報告として取りまとめられ、JCCにて報告、承認される予定です。
農業大学付属農場を訪問調査する調査団
モデル農場への改修を断念した付属農場牛舎
細菌検査ラボ
中核農家での集乳の様子
キルギススッツ酪農家協会での聞き取り調査とカントスッツ乳業会社の乳製品
農家に設置されたサイロの訪問調査
中小規模酪農家での乳牛飼養環境調査
中小規模酪農家での乳牛飼養環境調査