2012年12月31日
2012年11月30日までの研修実施延べ回数と参加者は、下表のとおりです。
(2012年11月30日現在)
研修名 | 実施回数 | 参加者 | ||
---|---|---|---|---|
合計 | 男性 | 女性 | ||
播種研修 | 343回 | 5,511名 | 3,420名 | 2,091名 |
移植研修 | 236回 | 3,578名 | 2,245名 | 1,333名 |
山出し研修 | 43回 | 641名 | 416名 | 225名 |
合計 | 622回 | 9,730名 | 6,081名 | 3,649名 |
2012年11月7日にムララノクロム・コミューンのアンテテザタニ・フクタンでラバカ研修の一環として、ステークホルダー間の話し合いがもたれました。既にラバカの直下の谷が土砂で埋まり、水田は放棄されています。また現在も、ラバカ直下から流れる水を水田用灌漑用水として利用するための用水路を確保しようとしているが、毎年土砂で埋まってしまっており、下流部に広がる水田に影響を与えています。
ラバカからの土砂流出を緩和するため、この地のラバカ安定化研修が12月11日に実施されました。この日、住民は資材を持って集まり、土砂の崩落を防ぐために、土嚢を積んで固定し、苗木をラバカの周辺に植栽しました。
アンドレバケリスッド・コミューンのアンドラノバインガ・フクタンより、「陸稲栽培」についての研修申請書が提出され、12月6日に実施されました。この申請書は、フクタンアニメータ→コミューンアニメータ→研修監理スタッフの精査とコメントを経て、プロジェクトに提出され、住民からの研修申請書に基づいて初めて研修が実施された事例となりました。今後、住民からあげられる研修申請書に基づいて、さまざまなテーマでオン・デマンド研修を展開していく予定です。
12月7日にムララノクロム・コミューンのアンボディラノ・フクタンで、はじめての養殖研修を実施しました。パイロットファームとなる稲田での池準備がすでに終わっていたため、ここでは池準備研修(講義)と放流研修(実習)を同じ日に行いました。30人あまりの人びとが稲田前の土手に集まり、熱心に実習を行い、質疑応答を繰り返した。なかでも8人の受講者が手持ちの筆記道具を広げ、熱心に記録していました。その後、12月11日にアンドレバケリスッド・コミューンのアンタニマララカ・フクタンで、12月17日にアンパシケリ・フクタンで、池中養殖のための池準備研修を実施しました。
今後、種苗放流研修の後、餌の準備方法や与え方などを含む養成研修と養殖した魚を収穫して販売する収穫研修を実施していく予定です。
1月8日
大石専門家着任(3月10日離任予定)
白石専門家着任(3月13日離任予定)
1月22日
三浦総括着任(2月22日離任予定)
野田専門家着任(2月13日離任予定)
<共同苗畑 於アンドラノバンガ> 共同苗畑の横で住民がコーヒーを播種していました
<個人苗畑 於アンドラノバンガ> アンドラノバンガには個人苗畑が130個強あるとのことです
12月6日<陸稲栽培研修 於アンドラノバンガ> 初のオンデマンド研修の試行。圃場での講義風景
12月6日<陸稲栽培研修 於アンドラノバンガ> 講義の後は、参加者全員で実践
12月7日<稚苗放流研修 於アンボディラノ> 養殖デモンストレーション池に参加者が稚苗を放流
12月11日<池準備研修 於アンタニマララカ> 養殖研修の第1ステップ池準備も参加者と一緒に実践
12月10日<月例アニメータ会議 於アンパシケリー> アニメータ向けにGF制度の研修を実施
12月12日<第9回PMU 於アンバト> 今月のフィールドでの活動報告と来月の活動予定の話し合い