第1回合同調整委員会（JCC）会議が開催されました

2022年9月29日、メキシコ市において第1回合同調整委員会（JCC：Joint Coordinating Committee）会議が開催されました。JCCは2022年から2025年まで4回の開催が予定されており、今回は初回の開催になります。

会議には、メキシコ国際開発協力庁（AMEXCID）、国家市民保護調整局（CNPC）、メキシコ国立防災センター（CENAPRED）、全国水委員会（CONAGUA）、一次パイロット地域のメキシコ市から組織の代表者が集まりました。

会議ではプロジェクトの概要が説明され、プロジェクトの実施体制、地方防災計画策定に係る能力強化研修実施計画と研修参加者、本邦研修の実施概要等の活動内容が共有されました。また、プロジェクト実施の効果を測るためのベースライン調査結果とモニタリング手法が説明されました。プロジェクト運営と活動計画について承認と合意を得ました。

メキシコにおいて、災害リスク軽減を目的とした防災の事前投資を推進するプロジェクトとして、CNPC、CENAPRED、CONAGUA、パイロット州・市の連携の強化を図りながら地方防災計画の策定と普及を行う活動の、第一歩が踏み出されました。

次回のJCCは、2023年7月に開催される予定です。

記事作成者：井後　穂高