2023年5月16日
5月10日にSENAVEにおいて“KAIZEN”に関するワークショップが開催され、JICA INOPARプロジェクトの遠藤専門家による「“KAIZEN”のアプローチ」の講演の後、SENAVEにおける“KAIZEN”の取り組みに関するパネルディスカッションが行われました。
“KAIZEN”とは、世界的にも知られるトヨタ自動車(株)の生産方式のツールの一つで、様々な業種の仕事にも適用でき、日々の仕事に携わる全ての職員が課題に気づき、解決し、常に業務の向上を図る仕組みを表す言葉です。パラグアイでも一部の学校教育の中で紹介されており、SENAVEもこれを活用するべく取り組んでいました。INOPARプロジェクトの取り組みは、このアプローチに沿ったものでもあることからロドリゴSENAVE総裁から協力の要請を受けたものです。
ワークショップには約80名のSENAVE管理職員が集い、パネルディスカッションでは各部署における具体的課題と改善案の抽出に関する討議された一方で、SENAVE幹部からはINOPARプロジェクトとともに長年に渡るJICAのSENAVEへの支援に深い感謝の意が示されました。
(略語)
SENAVE:国立植物・種子品質・防疫機構
JICA専門家による講演
INOPARプロジェクトの“KAIZEN”
パネルディスカッション
参加したSENAVE幹部職員