2018年8月13日
7月下旬、プロジェクトは対象地域の健康推進員と村落保健委員育成のための研修を実施する講師を選定し、ホニアラ、マキラ・ウラワ州州都キラキラの2か所でTOT(トレーナー研修)を実施しました。
今回は、州ヘルスプロモーション・ユニットの職員に加え、新しく対象の地域となるマラウ、スロポ、タワイラモコミュニティの病院やクリニックに勤務する看護師、保健医療サービス省看護局やソロモン国立大学の看護科及びヘルスプロモーション科の教員も迎え、合計25名が研修を受けました。
この研修を通じ、ソロモンが直面している健康問題や、プロジェクトの紹介、プロジェクトの4つの柱となっている、1)マラリア、2)非感染症対策、3)栄養、4)水と衛生についての概要説明を実施。また、実際に彼らが講師となって教える際に必要な「教授法」というテーマの講義も設けられ、実践や演習を盛込む形で研修は進められました。
研修の最後には、コミュニティで実施される活動のモニタリングに関しても情報共有が行われ、それぞれの立場から、このプロジェクトを実施し成功させるためには「何が求められているのか」についても意見交換が行われました。
ホニアラのTOT
村上専門家の講義の様子
受講者による実践
体脂肪計の使い方を実践する参加者
キラキラでの講義