2022年8月31日
2022年8月19日、バンコク都市圏の土地・交通利用シミュレーションやQOLなどを可視化するデジタルアースシステムが、タマサート大学シリントーン国際工学部(SIIT)に設置されました。同システムは大型ディスプレイと地理情報システム(GIS)ソフトで構成されており、今後、本プロジェクトの各研究グループ成果を統合し、スマート交通戦略の意思決定支援基盤として、土地・交通に関わる政策関係者や一般市民も対象に活用する予定です。
大型ディスプレイをSIITのGISラボに設置する様子
デジタルアースのデモをする杉田准教授(中部大)
また8月21日~、日本側研究員5名(中部大、名城大)がバンコクで現地活動し、タイ側カウンターパート機関(タマサート大、NECTEC、チュラロンコン大)と技術的な意見交換や今後の詳細活動計画を策定しました。
タマサート大カウンターパートとデジタルアースデータ構築計画を協議する中部大・福井リーダ(中央)
NECTECのVR機器を試す中部大・竹下研究員
カウンターパート(中央)とVR機器を使ったWalkability評価調査について協議する名城大・中村准教授(手前右)
交通シミュレーションをデモするカセサート大カウンターパート(中央)
チュラロンコン大カウンターパートと打合せする中部大・岩堀リーダ(右から2番目)