廃棄物処分場近辺の道路で化学分析用のサンプリングを行いました。

2023年1月17日

2022年3月15日、16日にパイロットサイト(チョンブリ県サメーサン地区)にある廃棄物処分場近辺の道路と水系で粉塵と堆積物のサンプリングを行いました。これは熊本大学大学院先端科学研究部(理)の中田晴彦准教授が主導で進める海洋プラスチックに関する化学研究の一環として行ったものです。中田先生の他に、九州大学応用力学研究所の磯辺教授、研究員1名(ポスドク)、同大学海洋プラスチック研究センター(The Center for Ocean Plastic Studies:COPS)の研究員1名、中央大学経済学部の佐々木教授、チュラロンコン大学理学部海洋科学科の講師1名、修士課程学生1名が参加しました。今後、熊本大学とチュラロンコン大学の協働で、粉塵と堆積物に含まれるマイクロプラスチックの組成とそれらに含まれる有害添加物を分析する予定です。

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