2017年10月29日
2017年10月23日から30日にかけて首都ハノイ市及び道路総局・地方管理局のあるビン市、ダナン市、ホーチミン市の各4都市において最終開催となる第5回ワークショップとOJTを実施しました。
ワークショップでは国交省の道路交通、安全に関する政策、日本の高速道路株式会社(NEXCO)における人材育成についての事例紹介を行うと共にこれまでのプロジェクトの進捗報告を行いました。また、広報の一環で作成したビデオクリップの紹介上映、ハノイの会場においてはAnnual Reportの冊子の配布を行いました。
OJTではパイロットプロジェクト実施から得られた内容を基に作成された道路舗装、橋梁維持管理に関する技術ガイドラインについての報告と紹介、ウェブベースPMSに関するシステム概要、操作方法及びPC Data Analysis SystemとPMOSシステムに関する紹介を主な内容として実施しました。さらにPMS操作に関して自己学習、理解促進のために作成した映像コンテンツについても取り上げ、映像コンテンツへのアクセス、視聴方法について紹介を行いました。
各開催地それぞれ20〜30名の道路総局、地方管理局の職員の方に参加いただき、OJTにおいては活発な意見交換が行われました。今回が最終開催の地方研修となりましたが、今回の内容が今後の技術移転につながることを期待します。
ダナン市 加藤恒夫総括によるプロジェクト進捗報告
ホーチミン市 Dr Nguyen Dinh Thao による講義「Technical Guidelines」
ホーチミン市 PMS 入力データに関する受講者からの質問に答える様子
ビン市 PMS自己学習のビデオクリップに関する紹介
ダナン市 PMOSに関する紹介時会場の様子
ホーチミン市 集合写真
ハノイ市 WSの様子
ビン市 集合写真