2023年5月25日
2023年5月22日~25日まで西マショナランド州カドマ市にて、「5S-KAIZEN-TQMオペレーショナルガイド改訂ワークショップ」を開催しました。保健省、州保健局や対象病院、オランダの国際NGO Cordaid 等から参加した参加者合計16と共に、当該ガイドの改訂に向けた議論とグループワークをすすめ、改定案をまとめることができました。
当ガイドは、主に以下の場面で活用されることが期待されています。
当プロジェクトのカウンターパート部局である保健省質管理・患者安全局から、5S-KAIZEN活動を実践する病院職員にとって、実践の際に有用な内容にする等の要望が事前に挙げられました。その要望に沿うよう、日本人専門家が中心となり、改訂版を事前に準備しました。
ワークショップ当日は、参加者を4グループに分け、各グループに改定版の担当箇所を振り分けました。各グループは、担当箇所の内容が、ガイドの利用者にとって分かりやすいか、現状と齟齬がないか等を確認し、改訂を進めました。その後、改訂箇所を他グループに共有し、他グループからの意見を元に最終的な改訂案を取りまとめ、4日間のワークショップを終えました。
今後、当ガイドの全体校正の後、最終ドラフトを完成させて、ガイドに対する省内の正式承認を得られた後、各病院に配布予定です。
開会の挨拶をするプロジェクトダイレクター
本ワークショップの進め方について説明する鈴木専門家
グループワークでオペレーショナルガイドの改訂作業をしている様子1
グループワークでオペレーショナルガイドの改訂作業をしている様子2
グループワークで改訂した主要ポイントを発表するビクトリア・チテポ(ムタレ)州病院長
発表後の参加者間での議論の様子