倉敷国際親善協会とJICA中国との交流

課題別研修「サブサハラ・アフリカ初等理数科教授法と評価手法」

2019年11月13日

倉敷国際親善協会とJICA中国との交流の始まり

2015年の研修員との記念写真(高梁市星川邸にて)

 倉敷国際親善協会は、倉敷市の国際交流・協力・貢献を総合的に推進するため市民参加によって昭和55年に設立された団体です。会員数は25名であり、これまでに倉敷国際ふれあい広場等各行事の参加や岡山大学留学生支援の会でNGOと協力支援を行っており、ホームステイ・ビジットでは、これまで受け入れた外国人は延べ4,060名110ヵ国の実績があります。JICA中国との交流は、平成24年からで今年で7年目となり、毎年、課題別研修「サブサハラ・アフリカ初等理数科教授法と評価手法」のアフリカからの研修員と高梁、児島、玉島、鴨方と場所を変えながら国際交流を行っています。

玉島での交流(2019年9月23日)

円通寺にて

茶道体験

 今年は、アフリカから(ナイジェリア(1名)、ザンビア(4名)、マラウイ(1名)、南スーダン(1名)の計7名の研修員と倉敷市玉島で9月23日(祝日)に交流を行いました。交流内容としては、老舗豆腐屋の製造過程を見学し、豆腐とおからドーナツの試食。初めて食べる味であったが、美味しく、安心して食べられる食材なので帰国して作ってみたいとの研修員の感想がありました。その後、円通寺を見学し、お昼には玉島の名物料理である麺が帯状に長い「しのうどん」を食べました。研修員は、慣れない箸に四苦八苦しながらも美味しくいただいておりました。昼食後は、日本の伝統文化を知っていただく機会として茶道を体験。正式なお茶会のように、手水を使い、茶庭から茶室入りお点前まで、正座し、茶筅で実際にお茶をたてました。研修員にとっては、初めての正座や、苦いお茶などで苦労しながらも笑いの絶えない楽しい体験となりました。
※課題別研修「サブサハラ・アフリカ初等理数科教授法と評価手法」では、アフリカの小学校で質の高い理数科教育の実践・普及の担い手となる教育人材の育成を目的としています。

会発足当初からの思い「世界に友達を作る」

 倉敷国際親善協会は、会発足当初から「世界に友達を作る」という思いで活動を行っています。どんなに時代が移り、どんなに世界が変わっても会発足当初の「世界に友達を作る」という姿勢を引き継いで地道な活動を続けていきたいとのことです。

 長年、ご支援いただいております倉敷国際親善協会の皆様に深く感謝致します。
 今後もどうぞ宜しくお願い致します!