広島県立広島中学校の生徒さんが職場体験に来ました!

2022年10月13日

民族衣装を着ました!(JICAプラザにて)

10月4日から6日の3日間、広島県立広島中学校3年生の赤神綾音さん、河村美陽さん、横山宗弘さんが、ひろしま国際プラザで職場体験学習を行いました。印象に残ったことなど、感想を聞いてみました。

職場体験を終えた感想

研修員との交流の様子

研修員と記念撮影

今回の職場体験を通して、仕事とはどういうものなのか見て体験する中で学ぶことができました。初めは、JICAの方々の仕事とはどういうものだろう、私たちは何ができるだろう、とあまり想像がつきませんでした。しかし、JICAにきて缶バッチ制作やパソコン作業をしたり、仕事の資料や黙々と仕事をしておられる様子を見学する中で、JICAであっても、どこであっても一つ一つの地道な作業が会社を支えているんだなと思いました。一人ひとり・チーム全体が責任をもって仕事をしなければならないのだと感じました。また、JICAは海外支援をされているところであるから、館内にもたくさんの国のものが置かれていて国際色豊かで面白いと感じました。研修生の方や留学生の方々と関わる貴重な機会も用意してくださり、自分を成長させるよい時間になるとともに、楽しい時間を過ごすことができました。職員の皆さんは、とても丁寧に仕事やJICAの事業について教えてくださり、JICAや国際センターについてたくさん知ることができました。職員の方々の海外協力隊でのお話など、普段聞けないようなお話を聞かせていただき、こんなにもいろんな経験がある方々のところで、職場体験ができて本当によかったな、と思いました。それに、自分の視野が広がりました。世界にはこんなにたくさんの言語があるのか!日本人がこんなに海外協力隊に行っているのか!など新しい発見がたくさんありました。職場体験はとても緊張したし、日々反省することもたくさんありました。挨拶がおろそかになってしまったり、言葉選びを間違えてしまったりして、自分の未熟な部分を感じました。JICAの冊子を見ているときに、エジプト大統領のお話の一部で「誰が文化や教育を他国に頼みたいものか。信頼している日本だから頼むのだ。」というものがあり、日本の国際協力が築いてきた信頼はとても大きいものなのだと実感しました。JICAにしかできない仕事があるのだと思いました。また、留学生の方と話したときに、その方が日本では外国人として見られる、と話されていて、なるほど、と思いました。自分の視点を変えてみることも大切だと学びました。英語の勉強をもっと頑張って、もっと自分の言葉で話したいです。
今回は、私たちを迎え入れてくださりありがとうございました。たくさんの学びのある楽しい職場体験になりました。   
(記:広島県立広島中学校第三学年 赤神綾音)


JICA、HIC、留学生の皆様、3日間ありがとうございました。
初めて見る美しい柄や色の民族衣装、もっと英語の勉強を頑張ろうと思った留学生の方との交流を通して外国の文化に触れることができ、外国人の目線に立って考えたやさしい日本語体験では今後外国人と話すとき英語においても日本語においても意識したいと感じた体験であり、缶バッチ作成、メディカルカード作り、総務課での仕事の見学などたくさんの初めての経験をさせていただきました。
私はJICAにおいて青年海外協力隊のイメージが強かったのですが、今回の職場体験を通して、企業の海外展開のサポートや留学生のサポート、地域の課題解決などもJICAの仕事であるのだと初めて知りました。そのための地域の情報収集や事務的なお金や備品の確認もJICA の仕事であり、大小関わらずたくさんの仕事をそれぞれが責任を持ち、ていねいにしごとをすることで社会は成り立っているのだと感じました。わたしもこれからの学校生活において、任されたことはきちんと責任をもち、相手のことを考えて動き、そして協力し、時には強い決断力をもって、当たり前のことや地道なことも積みかさねながら頑張りたいとおもいます。    
今回の職場体験を通して、私は仕事とはたくさんのひとが関わり合って社会や世界に貢献していくものだと考えました。地道なことも積み重ねて、人と人がいろいろな立場やいろいろな面で関わることで、働くということが成立しているのだと思います。
最後に、お忙しいなか、わたしたちの職場体験を受け入れてくださりありがとうございました。この3日間は私にとって初めて経験すること、初めて見るもの、初めて触れるものが多く、驚きと充実感でいっぱいの時間を過ごすことができました。どれも貴重な体験ばかりでとても楽しかったです。
そして留学生のみなさんも私のつたない英語を一生懸命聴いて質問に答えてくださりありがとうございました。外国の文化やくらし食べ物などいろいろなことを知ることができとても楽しかったです。英語の勉強も、もっと頑張ります!
今日まで本当にありがとうございました。
(記:広島県立広島中学校第三学年 河村美陽)


この度、この施設での職場体験をさせていただいたこと、携わっていただいた関係者の皆様、3日間ありがとうございました。
僕はこの3日間で職場の雰囲気や皆さんが思われている働く意義を学ぶことができました。まさに、未来の自分が働いている環境を見ているようでした。
1日目、事前訪問が中止となり、どんな場所で、何があるのか分からない状態でのスタートでしたが、丁寧な説明と親切な対応をしていただきました。また、民族衣装などの展示の手入れや研修員の方々の書類作成も手伝わせてもらい、初日から楽しいかつ、内容の濃い活動を体験させていただきました。
2日目には、事務仕事の方を見学させていただいて、各課と協力して物事を進めていたり、パソコンに向かって黙々と作業している様子がみられて、正直今の僕には少しばかり、心に重みを感じるような気がしていました。
そして、3日目では、備品の確認をさせていただいた後、広島県の留学生の方と交流をさせていただきました。学校では滅多にできない、外国人とのコミュニケーションができて非常に嬉しく思っています。
他にも缶バッジ作成や民族衣装を着させていただいたこと、図書館でのポップの作成なども体験もさせていただいたので、様々な分野で考えさせられました。
僕は、この施設には、日本の人々が少しでも多く国際交流ができるように活動している人があつまっているように感じました。社員の皆様1人1人が各国に貢献しに行き、自分の体で直に体験していく姿勢に心が打たれました。
また、JICA中国の5つの事業をもとに青年海外協力隊やイベントを立ち上げるなどを行っていること知りました。今までそんなものがあるなんて知りませんでしたが、知れて良かったと思うし、職場体験によって、やってみたいとも思いました。
僕は英語を学ぶのが苦手です。でも、JICAの方々は、ほとんどの人が英語、そして現地の言語が話せるとうかがいました。僕はそんなことができる皆さんに驚きました。まだ中学生で、できることが限られていますが、この体験が意味のあるものとして続けられるように努力したいです。
そんなことを考えさせてくれた皆様、本当にありがとうございました。
(記:広島県立広島中学校第三学年 横山宗弘)

3日間のプログラム

10月4日(火)
09:30-10:15 ブリーフィング
10:15—11:00 館内案内、HICブリーフィング
11:00—12:30 施設訪問時衣装の片付け、プラザ展示の入れ替え
12:30—13:30 昼食
13:30—16:00 研修員関連プログラムの手伝い
16:00—16:20 ふりかえり、明日の予定の確認

10月5日(水)
09:30-12:30 ブリーフィング、総務課執務室で文書回付、コピー機等職場体験
12:30—13:30 昼食
13:30—16:00 やさしい日本語体験と作業補助、情報センター図書室業務補助
16:00—16:20 ふりかえり、明日の予定の確認

10月6日(木)
09:30-10:30 総務課執務室等で物品確認体験
10:30—11:30 広島県留学生GRP意見交換等
11:30—12:00 感想まとめ準備
12:30—13:30 昼食
13:30—15:30 感想文作成
15:30—16:00 まとめ報告会
16:00—16:20 ふりかえり