「学生が世界に貢献するには?」井本直歩子さん(国連職員・元オリンピックスイマー)のイベントを実施しました!

2023年1月20日

30歳でスタート地点に立つ。そのために20代は何でもやってみる。

質疑応答の時間には質問が次々に井本さんに投げかけられ、ひとつずつ丁寧にお答えいただきました

イベント終了後も井本さんに直接質問をぶつけたり、参加者同士でも交流されていました

最後は参加者全員で写真撮影

1月9日にJICA国際協力ラウンジ(広島市内第3ウエノヤビル)にて、「国連職員と考えよう!世界に貢献するために、 私はいま何をすればよいのか」を実施しました。アトランタ五輪代表の元競泳選手であり、国連児童基金(UNICEF)での活動経験が豊富な井本直歩子さんをお招きし、対面・オンラインでのご講演をいただきました。今回のイベントは学生を対象としており、高校生・大学生を中心に、社会課題解決や国際協力に興味関心のある方が70名以上参加されました。

井本さんには、国連職員を目指した経緯や現場での活動経験、今の思いや参加者へのメッセージなどを約1時間お話しいただきました。世界に貢献するために井本さんが大切だと思うことは 1.世界のこと・自分たちのことを知ること 2.他人任せにしないこと、この2つだそうです。また、最後にスウェーデンの活動家であるグレタさんの言葉「No one is too small to make a difference」を贈ってくださいました。

「すべてが自分の糧になるからなんでもやってみてほしい」、「勇気を持って、進んでほしい」と講演中繰り返し伝えていた井本さんの言葉にきっと多くの参加者が勇気づけられたことと思います。真剣な表情で井本さんの話に耳を傾け、熱心にメモを取る参加者の姿が印象的でした。

質疑応答の時間には語学や人間関係のこと、国際協力をする意義など、幅広い内容の質問が次々に井本さんに投げかけられ、ひとつずつ丁寧にお答えいただきました。最後は参加者で写真撮影をし、イベントは終了。終了後にも対面で参加された人は、井本さんに直接質問をぶつけたり、参加者同士でも交流されていました。

以下、参加者からの感想の一部をご紹介します。
「大学の講義内で課題解決に対しての提案をしても同じように問題意識を持っている人が居なく、マイノリティに感じていた。しかし、今回一人じゃないと考えて自分の意見に自信を持てるようになった。」
「自分が進みたい道にいる人の貴重な話を聞けた」

井本さん、参加者の皆さん、どうもありがとうございました!