福岡県JICA派遣専門家連絡会が第2回公開市民講演会を開催します

日時:
2023年1月14日(土曜日)
15:00-16:30
種別:
イベント
主な対象:
一般
会場:
オンライン(zoom)
主催:
福岡県JICA派遣専門家連絡会

 福岡県JICA派遣専門家連絡会が第2回公開市民講演会「昆虫食品のエシカルフードへの道」をオンラインで開催します。
講演者は特定非営利活動法人食用昆虫科学研究会理事長の佐伯真二郎先生です。佐伯先生は JICA草の根事業(ラオス)「農村部住民の食糧事情向上を目指した昆虫養殖技術普及事業」のプロジェクトマネジャーをされていて、現在ラオス在住です。今回はラオスとオンラインで繋ぎ、最近注目されている昆虫食についてお話しいただきます。

1.参加料無料です。
2.申込が必要です。2023年1月7日(土)までにメールにてお申し込みください。
申込先:tsugimoto@st-mary-med.or.jp 福岡県 JICA 派遣専門家連絡会幹事 杉本
3.オンラインは WEB 会議ツール「ZOOM」を用いて行います。事前にご利用の PC・スマホで ZOOM が利用可能かご確認ください。お申込みの方に後ほどURLをお知らせします。

講演者からの言葉:
「昆虫を食べれば気候変動対策になるんですよね?」
昆虫食が世界的に見直され、SDGsが盛り上がり、このような質問を小中学生から受けるようになりました。しかし「昆虫だから」エシカル(倫理的)な食品であるとは限らないのです。また、昆虫が活躍する場面が気候変動とも限りません。最大の課題、国際的な貧困と向き合う必要があるのです。さらにいうと、「栄養素を含む」ことと「栄養として貢献する」ことも大きく異なります。
昆虫食、SDGs、国際保健における栄養の問題、それぞれに誤解があります。ラオスでの実体験を紹介しつつ、それらを解きほぐしながら昆虫食が真の意味での「エシカルフード」として食べられる未来について、語りたいと思います。
その中で誰もが気にする「食料安全保障」からこれまで昆虫食がまるっと除外されてきた偏見についても、あらためて気づいてもらえたら、と思います。

お問い合わせ:
福岡県 JICA 派遣専門家連絡会幹事 杉本
Eメール:tsugimoto@st-mary-med.or.jp